スパイディと�� ページ5
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“勝負よスパイダーマン！！”
「あわわわわわわわ……」
銀行強盗にスパイダーマン登場。いつもならお馴染みのそのニュースに、今回は“謎の少女と黄色の生物登場！！敵か！味方か？！”といったテロップがつけられている。
その様子はニューヨークから遠く離れたグルーの自宅へも生放送で中継され、グルーは愛弟子の初舞台に喜びもせずひたすら身体を震わせていた。一方ルーシーや養子たち、他のミニオンは「A、超クール！！」「やっちゃえー！」と大盛り上がりで画面の向こうのAに向かって声援を送っている。
「やっちゃえも何もあるか！銃持ってる奴もおるんやぞ！この得体のしれん蜘蛛男に連れ去られたらどうすんねん！」
「スパイダーマンはヒーローだからそんなことしないよ？」
今にもニューヨークに走り出して行きそうなグルーを見上げ、きょとんとした表情でアグネスが言った。因みに本当に彼がニューヨークに向かうことを懸念し、車やその他のモービルの鍵は全てルーシーが隠し持っていたことが後から判明する。
＊
「い、いや、今はそんな場合じゃ…」
「何よ！私と戦うのが怖いの？」
銃を持った強盗集団が散らばっているこの状況に一騎打ちも何もあるかと、“落ち着け”のジェスチャーで両手を挙げるスパイダーマンに対し、Aは問答無用で詰め寄る。
「……でも、確かに。邪魔は入って欲しくないし……」
と、そこではたと向き直り、Aは強盗集団たちに視線を送る。
「先に片付けちゃうか………ケビン、スチュアート、カモン！！ボブは待機！」
「「〜〜〜〜！！」」
Aの号令に合わせ、ケビンとスチュアートが名前の背中にベルトで括りつけられる。待機を命じられたボブは、あからさまに不満げな顔でその場に座り込んだ。
「背中は任せたよ！」
「ーーー！」
ケビンとスチュアートがそれぞれ武器ーーー過去にイギリスで手に入れた溶岩銃と催眠帽子を手に取ったのを合図に、Aは再びスケートのエンジンのスイッチを入れる。爆発的な加速とともに、一気に強盗団の一人との距離を詰めた。
「なっ……」
「冷凍光線銃！」
防ぐ暇も与えず、Aは手にした武器、グルーから譲り受けたそれで相手を次々と氷漬けにした。「な、何しやがる！！」Aがただの目立ちたがりでないことにようやく気づき、背後から飛びかかろうとした敵には容赦なくケビンの発射した溶岩が命中するか、もしくはスチュアートの催眠で戦闘不能にされた。
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時々雨(プロフ) - ミニオンの夢小説を読むことができて感激です！しかも大好きなスパイダーマンと一緒なんて幸せすぎます♡ (2022年1月28日 0時) (
レス) @page6 id: 6532c97378 (このIDを非表示/違反報告)
野辺大輔 - ボブデンちゃん (2018年1月21日 12時) (レス) id: 86d621a330 (このIDを非表示/違反報告)
野辺大輔 - デンちゃんはボブくんのコスプレをした (2018年1月20日 18時) (レス) id: 86d621a330 (このIDを非表示/違反報告)
野辺大輔 - モダンデンちゃんはミニオンズのボブくんみたいにかわいい (2017年11月25日 11時) (レス) id: 86d621a330 (このIDを非表示/違反報告)
ユニバーサル作品大好き！ - とっても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2017年9月10日 23時) (レス) id: ba8acc5a3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こめ | 作者ホームページ：http://twitter.com/kome_tsuku
作成日時：2016年6月1日 21時
