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センラサンタクロースから君へxxを【センラ】/高瀬その ページ13

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「 サンタクロース、って何歳の頃まで信じてた? 」

先生のそんな言葉に、「 は? 」なんていう言葉が漏れる。今日は12/24。世間はクリスマス、……なはずなのに、何故か1人教室で補習を受けている私。そんな私を見ながら、目の前の先生は更に言葉を続けた。


「 いや、今日ってクリスマス・イブやん?で、クリスマスっていえばサンタやん? 」
「 はあ……… 」
「 うわ、そんな目せんでもよくない? 」


「 先生泣いちゃうよー 」なんていう言葉は無視して、少し過去を思い返してみる。サンタクロース…………そういえば小さい頃はそんなものを信じていた気がする。寝る前に大きな靴下を用意したりして、「 サンタさんに沢山プレゼントもらうんだ! 」とか。そんな可愛らしいことを言っていたような気もする。

そんなサンタさんがいる夢を見ていたのは、多分小学校低学年の頃くらいまでだろう。この事を周りの人にいえば、「 え、そんな頃まで信じてたの? 」なんて言われるが、信じていた。というよりも、今も実はいるんじゃないか なんて思っている。


「 まあ別に、この質問の意味は特にないんやけどな。ただ、お前めっちゃ顔死んでたからなんか楽しい話でもしてあげようかな〜って思って 」
「 ……そう思うなら、早く補習終わらせてくれませんか 」
「 あー、あーー、なーーんも聞こえへん 」


……わざとらしいんだよ、こいつ なんて思いながら、溜息を吐く。あー、なんでクリスマスの日に私はこんな所にいるんだ。いや、別に彼氏がいるとかそういう訳ではないが。……あ、だめだ自分で言っといてなんだけどなんか落ち込んできた。



「 はああああああ……… 」
「 どうしたん? 」
「 いや、彼氏ほしいなあって。クリスマス一緒に過ごす彼氏欲しかった…… 」



私がそう言えば「 ふうん、」なんて興味無さそうな声を出す先生。まあ、それはそうか。そんなん言ってる暇あったらはよ課題終わらせろやとか思ってるんだろうな。私もそう思うし。

とりあえず、今は目の前の課題を終わらせよう。


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音溜  - 作者様が豪華すぎる、、!! 生きててよかった、、(^ω^) (2019年12月28日 5時) (レス) id: 826a111be6 (このIDを非表示/違反報告)
- 私の大好きな作家さん面白いです…聖夜いいですね! (2019年12月25日 23時) (レス) id: 85e6f3523b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:作者一同 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年12月25日 9時

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