さくらと美形な転校生《�将掘� ページ15
Aside
『な、何これ……』
誰か助けて。
私が今着ている服……ドレスみたいな！？
空色がベースでリボンがついてる。
絶対似合わないよっ！！
さくら「かっかわいい〜♪Aちゃん、すっごく似合ってるよ！」
知世「ええ！絶対似合うと思ってたんです」
お２人とも眼科に行くことをオススメします((
この格好でピアノ弾いて歌うのかぁ。
観月「とても似合っていますよ、如月さん」
先生まで……。
眉を寄せてしまう。
観月「さて皆さん！もうすぐ劇が始まります。今までの練習の成果を出し切りましょう！！」
「「おぉーー！！」」
渋々、舞台袖に立って深呼吸。
【続いては５年生による眠れる森の美女の発表です。オープニング曲として、如月Aさんが「明日の約束」を歌いあげます】
アナウンスが聞こえたとき。
『がんばろう』
自分に言い聞かせてステージの真ん中にあるピアノへと足を運んだ。
ライトで照らされたステージに、沢山の人の視線。
椅子に腰をかけて、もう一回深呼吸。
大丈夫大丈夫。今まで練習してきたじゃん。
決意をしたとき、自然に指が動いた。
静かな体育館にピアノの伴奏が響く。
これに、歌をのせるんだ。
『生まれる前からの約束。僕らまだ幼くて、いつだって失敗ばかり』
私の歌声も響きだす。
楽しい。
純粋にそう思った。
気付いたらもうサビの部分だった。
自分の感情をピアノと歌に込めた。
『僕らの約束、まだつながってる。確証は持てなくたって、どんなに離れていても。君を信じてるから』
よし、歌の部分は終わったよね。
あとはピアノを弾けば終わり。
余裕があったので、少しだけ視線を観客席に動かす。
って……天成！？乙絆！？
その隣には……2人の男の人……？
視力が悪いから、顔がはっきりとは見えない。
あれ。
あの気配は、、まさか、、ね。
最後の音を弾いたとき、会場は大きな拍手に包まれた。
私は立ち上がり、ピアノの隣で礼をした。
これで私の仕事は終了。
舞台袖に移動して、ふっと息をつくと。
小狼「良かったぞ」
さくら「ほんとだよ……！」
無視。
完全的に無視。
無表情のまま、二人の前を通り過ぎる。
そして、楽屋(？)に戻って服を脱いだ。
動きずらかった。
私服に着替えて、ポケットにある鍵を確認する。
クロウの気配が微かにした。
気を引き締めないと……あいつの気配もしたんだから。
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白狐。(プロフ) - 林檎さん» ↓同じくです。二年前ですが、レス出来ず申し訳ありませんでした。遅いとは思いますが、どうか届いたら嬉しいです (2022年7月4日 21時) (
レス) id: 451bbabc75 (このIDを非表示/違反報告)
白狐。(プロフ) - 優香さん» 遅くなり申し訳ありませんでした。何年も前の作品を見つけて、そしてコメントしてくださってありがとうございます。嬉しかったです。できる範囲で更新し、期待に応えられたらと思います。こんな作者ですが、どうか楽しんでいただけたら幸いです (2022年7月4日 21時) (レス) id: 451bbabc75 (このIDを非表示/違反報告)
優香(プロフ) - 更新待ってます！ (2022年6月27日 22時) (レス) @page28 id: 34edd4442b (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！がんばってください！ (2020年7月29日 17時) (レス) id: 0534cc6619 (このIDを非表示/違反報告)
白狐。(プロフ) - コメ返しが遅れて申し訳ありません。とても嬉しいです。矛盾点や、更新速度の遅さなど、ご迷惑をたくさんおかけしていますが、頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします (2020年4月17日 9時) (レス) id: 8cae88f600 (このIDを非表示/違反報告)
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