第十一話 - �狠ヅ┠萓鎰� ページ37
両チームの選手達がそれぞれポジションに付く中。隣で赤いビブスを身に着けるAに、凛はちらり…と視線を向けた。
「勝手にコイツらに決めたけど大丈夫か」
凛がそう聞いたのには訳がある。これまで共に過ごしてきた中で、Aが�犲�分が楽しむ�瓩海箸鬟皀奪函爾砲靴討い襪里鮹里辰討い燭�らだ。
しかし逆を言えば、Aも凛の目的をよく理解している。冴を倒すために、こんな所でムダな時間を使いたくないと凛が考えていることも分かっていた。
Aはこれまで、サッカーを心から楽しいと思えたことが無かった。正確には、「楽しめそうかも」と思ったことはあったが…。
しかしその感情が大きくなるより先、Aは日本へと移って。そこで酷く落胆し───…そして、諦めたのだ。
……否、諦めたフリだった。
従兄の提案に最後の希望を抱いて��
あの伍号棟で、凛以外にAを楽しませてくれる相手は、希望を抱かせてくれる選手はいなかった。もしも凛と出会えていなければ、Aはきっと耐え切れずに一次選考の時点でドロップアウトしていただろう。
自分に再び希望を抱かせてくれた凛が、目的のために二次選考を勝ち抜いて先へ行きたいというのなら。対戦相手が自分を楽しませてくれるかどうかも大事だが、今は凛の望みも大切にしたい…と、Aはそう思っていて。
『オレは凛のおかげで十分楽しめてるからいいんだよ。それに、さっさとクリアしちゃいたいんでしょ？』
「あぁ」
そう言ってニヤリと笑ってみせるAに、凛も目元を僅かに緩めて頷いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1482人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
椿(プロフ) - 乃愛さん» うわぁぁ…!!コメントのお返事を書いたのですが、送れていなかったのに今気づきました…っ!!申し訳ないです😭💦 書きやすいキャラは口調の特徴とかが掴みやすかったりもしますよね(*´ω｀)すらすら書けるキャラとそうでないキャラの差が…笑 (2023年4月5日 0時) (
レス) id: e70c88c645 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 椿さん» そうですよね！私の場合全員推しなのでその中でも書きやすい人を書いてます() (2023年3月28日 7時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 乃愛さん» やっぱりそうなってしまいますよね…😅キャラによる書きやすさとかもあるんですけど、あとはもう推しかどうか……🥰笑 (2023年3月28日 2時) (レス) id: e70c88c645 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 椿さん» わかります！私も夢小説書いてるんですがなんか同じ人ばっかりだしてます😅 (2023年3月21日 8時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - ぺんぺんさん» コメントありがとうございます!わぁぁ…そう言っていただけて嬉しいです🙏✨ 最近忙しくて更新が滞ってしまっていますが、今後もニヤついてもらえるようなお話をお届け出来るよう頑張ります！💕 (2023年3月21日 1時) (レス) id: e70c88c645 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：椿 | 作成日時：2023年1月13日 7時
