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突如始まった、チームVのトップランカー同士の1on1。最早異次元と言えるレベルで怒涛のシュート合戦を繰り広げる二人をモニター越しに眺めながら、絵心甚八は「はぁー…」と盛大な溜め息をこぼしていた。
「……相変わらずの悪癖だな」
呆れたように呟く絵心に、一緒にモニタールームで試合の様子を見ていた帝襟アンリは不思議そうに首を傾げる。何やら、言葉の端々に気心知れた雰囲気を感じ取ったのだ。
そんな彼女に気付いてか、絵心はモニターから目を離さずに告げる。
「在透Aは、俺の
「──え…！？」
驚愕に目を見開くアンリに対し、絵心は気にする様子もなく�爛�ニごっこ�瓩旅塋�を見守っていた。
昔から自分に懐いてくれているのは今も変わらないが──、
「ドイツで誰に唆されたのか、すっかり性格が捻じ曲がった」
と、絵心が心底不思議そうに首を捻っていれば。
「……。(いや、確実にあなたに似たんでしょう)」
声にこそ出さなかったが、絵心の後ろでアンリは思わず苦笑いを浮かべていた。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
『次、キミが�爛�ニ�瓩諭�』
オレが蹴ったボールが当たって、モニターの表示が【在透A】から【糸師凛】へと変わる。それを確認して、オレは内心で首を傾げた。
『(……�犹綮姚瓠�)』
糸師って、もしかして…。偶然かなぁ？ いやでも、あんまメジャーな苗字じゃない、よな。それによく見れば、なんか面影もあるし。ほら、目元とか特に。
『──っと。あぶない、あぶない』
手首に着けていたヘアゴムで髪をハーフアップに纏めながらそんな事を考えていれば、とんでもないスピードのボールがオレの顔面横スレッスレをぶち抜いていく。
身体能力の高さはもちろん、シュートの精度がえげつない。
『ふふっ、容赦ないなぁ』
……でもゾクゾクする…！
ペロ…と上唇を舐めるオレを見て、モニター越しにこっちの様子を覗っているのだろう兄さんはきっと呆れているに違いない。
「お前、何考えてる」
苛立ったようにそう問いかけてくる彼に、オレは思わず小さく吹き出した。それに不快そうに眉を寄せるのを見て、別に機嫌を損ねたいわけじゃないから慌てて謝る。
何考えてるって、そんなの一つしかない。
退屈だったから。そして、キミも退屈そうにしていたから。
『��
満面の笑みを浮かべたオレを、彼は怪訝そうな顔で見ていた。
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椿(プロフ) - 乃愛さん» うわぁぁ…!!コメントのお返事を書いたのですが、送れていなかったのに今気づきました…っ!!申し訳ないです😭💦 書きやすいキャラは口調の特徴とかが掴みやすかったりもしますよね(*´ω｀)すらすら書けるキャラとそうでないキャラの差が…笑 (2023年4月5日 0時) (
レス) id: e70c88c645 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 椿さん» そうですよね！私の場合全員推しなのでその中でも書きやすい人を書いてます() (2023年3月28日 7時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 乃愛さん» やっぱりそうなってしまいますよね…😅キャラによる書きやすさとかもあるんですけど、あとはもう推しかどうか……🥰笑 (2023年3月28日 2時) (レス) id: e70c88c645 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 椿さん» わかります！私も夢小説書いてるんですがなんか同じ人ばっかりだしてます😅 (2023年3月21日 8時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - ぺんぺんさん» コメントありがとうございます!わぁぁ…そう言っていただけて嬉しいです🙏✨ 最近忙しくて更新が滞ってしまっていますが、今後もニヤついてもらえるようなお話をお届け出来るよう頑張ります！💕 (2023年3月21日 1時) (レス) id: e70c88c645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿 | 作成日時：2023年1月13日 7時
