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『誰！？』
Aは慌てて周りを見渡す
その空間はなんとも言えない場所だった。
明るいとも言えず、かといって暗いわけでもない。
何も感じない場所ではあるが、なんとなく居心地がいいと思ってしまう。
「あなたはバカな子よ。」
どこからか声が聞こえてくる。
すると前に突如グレーの色で人間のような形をしたモヤのようなものが現れた。
『どういうこと』
「あなたはあの人たちにいいように使われているの。わからない？」
『お前に何がわかる』
「わかるよ。あなたのこともあの人たちのことも」
どうして・・・
私のことを知る者はいないはず・・・
コレは一体・・・
「あの夜・・・3人が話しているのをちょっとは聞いたんでしょ？
あなたは少しの恐怖を感じながら、怯えながら、諦めかけながら、でも少しは必要としてほしいと思いながら、希望を持ちながら、様々なことを思いながら手探りであの3人に歩み寄った。
でも、そのことを悟ったあの3人は随分とあなたにひどいことをしたね。」
『何を根拠に・・・』
「じゃあ聞くけど、この任務は前々から3人が計画を立てていたけど、成功させるためにはあなたが必要だった。
終わったらどうするの？？
あなたはそのあと何に必要なの？」
言葉が出ない
確かに・・・
仲間だと言ってくれた。
この任務が終わったら私はどうなるのだろうか
私が来る前は3人でやってこれたのだ。
別に途中でいなくなっても困ることはない。
「これを見てごらん。」
そういって目に入ったのはグレーだったモヤに映像が映っている。
私と主におついちが戦っているたまに弟者と兄者にも向かっている
『！！！』
ヤバイ・・・
止めなきゃ・・・
「止めようとしても無駄だよ。
あなたの意思では何もできない。
これを解くにはただ一つ。
この正体を見破ること。」
ーーーーーーーーーーー
Aはおついちに切りにかかる。
おついちはそれを避けながらも時折刀で受け止める。
弟「Aちゃん、どうなってるの？」
兄「おそらくお前と同じ状況だ。
お前、乗っ取られている時の記憶あるか？」
弟「なんとなくだけど、
(歯を食いしばれ)
【雲が尽きるまで】
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影夜(プロフ) - 沙月さん» ありがとうございます！！亀スピードで更新ですが気長にお待ちいただけると嬉しいです(>人<;) (2020年8月29日 18時) (
レス) id: 04919ef3cb (このIDを非表示/違反報告)
沙月 - 次のお話楽しみにして待ってます！更新頑張ってください！ (2020年8月29日 8時) (レス) id: 8efc098497 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影夜 | 作成日時：2020年7月23日 19時
