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SYOYA side
本当はずっと分かっていた
七瀬さんが汐恩のことが好きなんて 、分かりきっていて
なのにわざわざ聞いて
反対出来ないのをいいことに 、認めさせて
心臓が握りつぶされるような感覚を味わった
「 翔也くんと汐恩が仲良しなの 、未だにわかんない 」
木「 ねえ 、そろそろ慣れてよ 」
「 汐恩なんてワルじゃん 、不良 」
「 不良はうそだ 、怒られちゃうね 」
右手で口元を抑えて
僕と目を合わせて にこ って微笑んだ
入学して 、
祥生と碧海と友達になったらなぜか必然的に汐恩とも仲良くなって
6月下旬の学祭準備期間
あんまり女の子といない汐恩が 、
べったり女の子と一緒にいるところに遭遇して
ばっちり汐恩と目が合ったけど
気まずくてすぐに目を逸らした
「 翔也 ！ 無視すんなよ ！ 」 って笑いながら近付いてきて
隣の彼女は僕のことを不思議そうに見つめていた
その時から 、
七瀬さんは僕と汐恩が仲良いこと 、謎に感じてたんだろうね
七瀬さんは覚えてなんていないと思うけど
その日を境にほぼ毎日のように廊下ですれ違うようになった
無意識に目で追いかけてしまって 、
隣にいた碧海に 「 なんか 、やばいわ 」 って伝えた
碧海は 「 翔也 、顔真っ赤 」って笑ってたけど
本当に笑い事じゃないくらいの胸のどきどきだった
暑くて 、自販機で買ってきたであろう冷えた炭酸飲料
わたわたと走ってきて 、汐恩の前でキャップを回した
案の定七瀬さんの手から 、足元まで
炭酸が吹き出て 、汐恩が呆れたみたいに笑った
そのとき 、
完全に惚れたんだ 、七瀬さんに
金「 汐恩 」
金「 翔也がAちゃんのこと好きだって 」
鶴「 .. 翔也お前も見る目ないなあ 、あいつのどこが 」
木「 ちょ 、碧海 ！ 好きなんて言ってないよ ！ 」
金「 かわいい とは言ってた 」
木「 いや .. 」
大「 かわいい くらい別にええやろ 、褒め言葉やし 」
鶴「 騙されんな 、可愛さの欠けらもねえよ 」
当たり前に僕より七瀬さんを知ってる汐恩に
曇りみたいな感情を覚えた
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彗(プロフ) - ちーさん» コメントありがとうございます (ᐡᴗ ᴗᐡ) そうです ！！ あんまり関連付けれていなかったので無理矢理歌詞引っ張ってきて押し込んだり無茶苦茶なのですが 、気付いて頂けてとっってもうれしいです .. ᐢ > < ᐢ ♡ (2022年6月27日 23時) (
レス) id: 33c9f73740 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 来未さん» コメントありがとうございます (ᐡᴗ ᴗᐡ) すごくうれしいです .. (T-T) ありがとうございます 𓂃 ♡ コメ主様のお気持ちも含めて素敵な展開になるようにがんばって仕上げます ♩！！ (2022年6月27日 23時) (レス) id: 33c9f73740 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - これってもしかして、backnumberの幸せを参考にされてますか？大好きな曲なので思わずコメントしてしまいました！ (2022年6月27日 14時) (レス) @page17 id: 69054763ba (このIDを非表示/違反報告)
来未(プロフ) - 切なすぎて苦しくなります！それでもリアルな恋愛っぽくて夢中になって読んでました。この翔也の優しさがどうか2人に最後伝わりますように。 (2022年6月27日 0時) (レス) @page17 id: 9e8586e58e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗 | 作成日時：2022年6月3日 12時
