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Your side
汐恩とのトークと見つめあって
しばらく話していないことを実感して辛くなる
ふとカレンダーを見た時に
あと1週間後に誕生日が迫ってることに気付いた
毎年 、親以外に当日1番に会うのは汐恩で
「 おっす 、おめ 」 なんて適当な言葉で頬が緩みまくって
何か特別がある訳じゃないのにすごく嬉しくて
でもこのままだと今年はないかもな ってどん底に落とされて
視界がどんどん滲んでいく
〈 あした 、一緒に学校いこうよ 〉
ほぼ 、勢いに任せて送ったメール
このままじゃだめだって 、焦って送った
どうせ何も話せないのに 、わたし
鶴〈 おけ 〉
しか返ってこないし
横並びで歩いたりなんてできない 、きっと
他人みたいに縦に並ぶんだ
一言も話さないで学校に着いちゃうんだ 、どうせ
そう思ったけど
〈 あとちょっとで誕生日だから仲直りする 〉
木〈 そっか 、頑張ってね 〉
ここまで相談に乗ってくれた翔也くん
絶対に仲直りしたくて 、でもこわくて
ぐ って 、ベッドに顔を埋めた
「 ... お 、おはよ 」
鶴「 はよ 」
いつもの集合よりすこし遅れて来た汐恩
ずかずかと私の前を歩く
横に並ぼうとしても 、スピードが全く合わない
話しかけるにも 、隣じゃないと話しにくい
鶴「 Aさ 」
鶴「 翔也のこと 、好きなん ？ 」
突然口を開いたと思ったら
衝撃的なことを言われて 、私も声が出なくなる
翔也くんのこと 、好きそうな素振りでもしてたのかな
でもいきなりなんで 、って色んな感情が脳内を駆け巡る
鶴「 ... なんか言ったら ？ 好きバレしてるようなもんじゃんそれ 」
「 .. え 、いや .... ！ 」
鶴「 恋愛に発展するほど仲良くなって 、よかったなあ 」
乾いたような笑い声を発して
一瞬だけ私に向けられた視線は 、冷たかった
好きな人に 、好きな人を聞かれて
そのまま勘違いされてる
「 違うよ 」 って言わなきゃいけないのに
さっきの汐恩の表情
見たことなくて 、何も言い出せなかった
頑張ったのに
ただ自ら地獄を選んだような気分だった
「 朝から .. 私には一切気なんてないじゃん ... 」
そんな一言は
登校中の周りの子達の声でかき消された
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彗(プロフ) - ちーさん» コメントありがとうございます (ᐡᴗ ᴗᐡ) そうです ！！ あんまり関連付けれていなかったので無理矢理歌詞引っ張ってきて押し込んだり無茶苦茶なのですが 、気付いて頂けてとっってもうれしいです .. ᐢ > < ᐢ ♡ (2022年6月27日 23時) (
レス) id: 33c9f73740 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 来未さん» コメントありがとうございます (ᐡᴗ ᴗᐡ) すごくうれしいです .. (T-T) ありがとうございます 𓂃 ♡ コメ主様のお気持ちも含めて素敵な展開になるようにがんばって仕上げます ♩！！ (2022年6月27日 23時) (レス) id: 33c9f73740 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - これってもしかして、backnumberの幸せを参考にされてますか？大好きな曲なので思わずコメントしてしまいました！ (2022年6月27日 14時) (レス) @page17 id: 69054763ba (このIDを非表示/違反報告)
来未(プロフ) - 切なすぎて苦しくなります！それでもリアルな恋愛っぽくて夢中になって読んでました。この翔也の優しさがどうか2人に最後伝わりますように。 (2022年6月27日 0時) (レス) @page17 id: 9e8586e58e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗 | 作成日時：2022年6月3日 12時
