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西「 お 、柾哉 〜 」
木「 洸人ごめん 、ちょっとAと話させて 」
西「 や 、俺はいいけどさ .... 」
「 柾哉くん 、希愛ちゃん放ったらかしにしてまでわたしと話す用もないでしょ ？ 」
もう 、柾哉くんがわからない
わたしに一切の気がないなら期待しちゃうことしないでほしい
わたしはもう柾哉くんには依存しないって決めたし
柾哉くんだってもうわたしなんて必要じゃないでしょ
わたしじゃなくて 、希愛ちゃんを選んだなら
そんなに潤んだ瞳で見つめないで欲しい
西「 .. ま 、柾哉も急ぎじゃないなら無理に ..... 」
「 .... わ っ 、柾哉くん ！ 」
木「 ごめんやっぱ 、借りるわ ！ 」
右手を掴まれて 、わたしに有無なんて言わせない勢いで
どんどん廊下の人だかりを超えていく
後ろを向くと西くんは呑気に手を振っていて
もう 、こんなの
依存しちゃうよ 、また
木「 なんで最近おれのこと避けてたの 」
「 っ え ？ 」
木「 だから 、なんで避けてんの ？ 」
「 いや .. 希愛ちゃんと付き合ったんだしあんまり喋らない方が希愛ちゃんも安心でしょ 」
木「 あの時の 、あれなに 」
木「 わたしもう必要ないよね⠀って 、なに ？ 」
こっちを向いた柾哉くんの表情は
はじめて見たくらいに怒っていて
どこか寂しそうな顔をしていた
なんで柾哉くんがそんな顔するの 、なんで
わたしだよ
「 なに ？ 」 って聞きたいのはこっちのセリフだよ
「 柾哉くんだって 、希愛ちゃんじゃなくてわざわざわたしのとこに来て 、」
「 久しぶりに話したと思ったら 、なに ？ 怒ってるの ？ 」
「 理不尽だし 、勝手だよ 」
木「 怒ってる訳じゃなくて 、あの時から明らかにおかしいじゃん 」
木「 俺に彼女ができたらなんでそんな感じになんの ？ 」
「 前みたいにはいられないでしょ 」
彼女が出来ちゃえば
前みたいな距離ではいられないし
お昼毎日一緒になんていられないし
毎日のように通話したり
話の内容が 、全部希愛ちゃんのことだったけど
「 希愛ちゃん 、まってるんじゃないの ？ 」
木「 .. 俺が希愛のとこいったら 、Aは洸人のとこ戻んの ？ 」
「 そりゃあね 、西くんとお昼って言ってるし 」
木「 ... 俺の穴埋めが洸人なの ？ 」
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彗(プロフ) - 緋奈さん» ありがとうございます (T-T) 新作も出しているのでぜひ見てみてください ♩♡ (2022年6月7日 23時) (
レス) id: 33c9f73740 (このIDを非表示/違反報告)
緋奈(プロフ) - この話めちゃくちゃ好きで毎日楽しみにしてました！❤︎" (2022年5月31日 21時) (レス) @page44 id: 2400ce7d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗 | 作成日時：2022年4月27日 20時
