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ソクミンくんの口づけが体に降りていく
とても優しく、それはそれは丁寧に
行為の途中で私は口を開いた
「ソクミンくん？」
『っ、何ですか？』
「どうして私に声を掛けたの？」
『寂しそうだったから、たいした理由はありません』
「そう・・・」
『あとくん付け、やめてください
そのほうが燃えます』
＿＿＿こうして私たちは夜が明けるまで愛し合った
窓から朝の光が差し込み、鳥の鳴き声がする
「ソクミナ、起きて」
『うー・・・おはようございます・・・』
私を引き寄せて後ろから抱き締める
さらさらの前髪や吐息が耳にかかってくすぐったい
「ごめん、今日は用事があるから離して」
昨日の着信はハニからのもの
久しぶりに二人で会いたい、という内容だった
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作者名：しよん | 作成日時：2019年5月22日 23時
