たくさんの愛を。(短編集) (ページ13)

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ｶﾗﾝｶﾗﾝｯ…

『いらっしゃいませ…あ…』

また来たよ…

最近毎日のように来る、この大型犬…

名前はーーー、ぱくちゃ…なんだっけ？笑

イケメン、高身長、声、ある事を除いてはパーフェクトな彼。

でも一つだけ…それは

「Aちゃーーーーん！また来ちゃった笑ねぇ、そろそろ名前覚えてくれた？」

『えーと、ぱく…ぱく…』

「もー、パクチャニョル！考えてる顔も可愛いけど、そろそろ覚えてよっ笑」

『は、はい…』

「あ、覚えなくてもいいよ！」

『え？』

「その代わりオッパって呼んで？」

『え、どうしてですか？？そんなに親しくないし…』

「冷たいことゆーよね笑いいからオッパって呼んでみてよ？ほらオッパ!!」

『おっ…ぱ?』

「可愛いーーーー！！！これからはそう呼んで？」

そう、チャラい！！！

モテそうだし…やっぱチャラいのも仕方ないか…