第6夜 ページ8
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リナリー「ごめんね、任務から戻ったばかりで気がたってるの」
アレン「あ、ああ、大丈夫です……、」
アレンはAの後ろ姿を見てリナリーに呟いた。
アレン「あの…Aって、男、ですよね?」
リナリー「え?」
リナリーは驚いた顔をした。少し単刀直入すぎた。
もしかして聞いちゃいけないことだったのか、とあたふたするアレンをみて、リナリーは微笑んだ。
リナリー「男よ。よく間違われるのよね〜。Aは誰にでも好かれるし、それに昔は髪も長くて眼鏡掛けて無かったから、もっと頻繁だったのよ。」
アレン「…へえ…そうだったんですね。」
Aの微笑む顔を見た時、あまりに綺麗だったので疑問に思ったのだ。
リナリーの笑顔も、素直に可愛いと思うが、Aの笑顔は、何故か安心感があって、不思議とひきつけられるのだ。
誰にでも好かれる理由が分かった気がした。
そんなアレンを見て、何を考えたのかリナリーは少し暗い顔をした。
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零斗 - とても面白かったです!これからも更新頑張って下さい! (2019年1月3日 18時) (レス) id: 300461bf22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんね | 作成日時:2017年2月1日 0時