優しい先輩 4 (ページ26)

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Aを下ろし膝を着くと
ギシッと軋むベッドのスプリング。

向かい合ったAの肩からパーカーを剥がす。

「寒くない？」

声を出さずに頷くだけのAの頭に手を添えてキスをしながらゆっくりと体を倒していく。

僅かな時計のライトとカーテンの隙間から差し込む少しの街灯が照らす中、捲り上げたキャミソールから見えた膨らみを細くて白い腕が隠す。

「手どけていい？」

『…見えない…？』

「うん、見えない」

交差する腕を解くと
お互いに暗さに慣れてきた視線が絡む。

『やっぱり見えてるっ！！』

恥ずかしそうに慌てて両手で胸を隠す。
A、反則。可愛すぎる。

腕を掴み強引なぐらいに唇を押し付けるとどんどんと力が抜けるように隠してた腕が解かれていく。
右手で胸を覆いながら左手で胸ピンクの蕾を摘む。

『…ん…あっ…』

今度は慌てた様に口を押さえる。

「なんで？聞かせてよ」

『あ…だって……んんっ…変な声出ちゃ…う』

「変じゃない。可愛いから」

今度はAを見上げながら蕾を舌でペロリと舐め上げるとぐっと頭を胸に押し付けられる。

『見ないで………んっ…はぁ…あっ……』

本当なんなの。
なんでこんなに可愛いの。
内腿も撫でてショートパンツの隙間からショーツに触れると一瞬体をビクッとさせる。

でもごめん。もう俺もあんまり余裕ない。

そのまま少し湿ったショーツの隙間から指を這わす。
体を捩って僅かな抵抗を見せるAを何も言わせないよう唇で塞ぐ。

『ん…あぁ…やっ、ミン…せんぱ…んぁ…はぁっ』

口の端から小さな抵抗の声が聞こえるけど。
そんなのもう煽ってるようにしか聞こえない。

キスをしながら胸に舌を這わせるとどんどんと湿り気を増すそこを刺激しながらそのまま指を奥へと進めていく。

『…やっ…待って……っい！！』

「！！…ごめん…痛かった？」

『…はぁ……はぁ……大丈夫…』

「ごめん…本当………」

『…はっ…大丈夫…本当に……びっくりしただけ…』

何やってんだ、俺。Aは初めてなのに。
優しくしようって思ってたのに…。
どんだけがっついてんだよ。

『ミンソク先輩？本当にびっくりしただけだよ？』

胸元のキャミソールを押さえてやっと息を整えたAが心配そうに俺のTシャツの袖を掴む。

「…本当に痛かったり
…嫌だったらやめてもいいんだよ？」

『…ぃや…じゃない…』

『……でも…』