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『…。』
MS「…。」
この空気どうしたらいいんだろう。
ミンソク先輩は座ったまま私は正面に立ったまま。
でも手だけは繋がれてる状態。
手を繋ぐだけでドキドキする。
でも…もう帰らないとジョンイナ心配するし。
携帯はバッグの中。
時間を確認したいけど
携帯を取ると手が離れちゃう…
『ミンソク先輩…時間わかりますか？』
MS「もうすぐ23時。
女の子がこんな時間まで外にいちゃダメだよね」
帰ろうって言われるかな。
MS「でもまだAちゃんと一緒にいたい」
『弟に連絡してもいいですか？』
そっと手を解きミンソク先輩の隣に座る。
ジョンイナに遅くなることを伝えるLINEを送る。
手…離れちゃった。
MS「Aちゃん…色々ごめん」
『もう1回…手…繋いでもいいですか』
ミンソク先輩の右手が私の左手に優しく触れる。
私は掌に乗ったミンソク先輩の手を握った。
『ミンソク先輩…すごくすごく…大好きです』
MS「俺も…すごくすごく大好きだよ」
そっと手を解き抱き寄せられる。
心臓がドキドキいってる。
背中に手を回すとさっきよりピッタリとくっつく。
恥ずかしくて心臓が破裂しそうなのに
この距離がすごく心地いい。
『ミンソク先輩…』
名前を呼ぶと体が離れて視線が絡む。
『私…』
少しずつ顔が近づいていく。
『キャパオーバーです』
ミンソク先輩の胸に手を当てて体を離す。
ミンソク先輩はちょっと困った顔で笑う。
MS「Aちゃん、俺と付き合ってください」
『はい』
MS「Aちゃん、言い忘れてた。
浴衣似合ってる…すごく可愛い…」
もう一度ゆっくりミンソク先輩の顔が近づき
目を閉じると唇に柔らかい感触が触れた。
目を開くとミンソク先輩が笑っていて
大好きで大好きで涙が溢れた。
ミンソク先輩が送ってくれた帰り道は
胸がいっぱいで何を話したかなんて覚えてなくて
でもミンソク先輩はずっと優しく笑っていて。
繋いだ手を離したくなかった。
ーーーーーーーー
BH「ギョンス〜。もしも〜し。聞いてる？」
KS「うん」
BH「やっぱ俺、失敗したよね。
あー。カッコつけなければよかった。」
KS「…うん」
BH「明日ヒョンにやっぱり返してって言おう」
KS「……うん」
BH「あーーーA好きだよーーー」
KS「………うん」
BH「ギョンス！聞いてる？」
KS「…………うん…zzz」
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あや(プロフ) - りんさん。いつもありがとうございます。ベクちゃん傷つけてごめんね（ ; ; ） (2019年8月21日 2時) (
レス) id: 65d7bf85b9 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ミンソギ…ヒロインちゃんは、後悔するね、ベクちゃんキズついちゃうね…ふぅ（ ; ; ） (2019年8月21日 0時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ルーハンたらね、まあ彼女さんは、素敵なんだね、ミンソクさん、ヒロインちゃんにぶつかって欲しいな(^^) (2019年8月17日 20時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - アハ^_^ヒロインちゃん (2019年8月15日 9時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作者ホームページ：http://yasashiisenpai1
作成日時：2019年8月6日 15時
