35 BH ページ35
Aが泣いてる。
きっとまたヒョンのせいで。
『ベク君ごめんね。
練習も邪魔しちゃった…本当にごめんなさい』
「Aが俺のこと呼んだの？」
『うん』
「ヒョン達じゃなくて？」
『私がベク君のこと呼んで…
ルハン先輩が呼びに行くように頼んでくれた』
「…ミンソギヒョンの事で泣いてた？」
『…うん』
「A…もう辞めにしない？」
『…何を？』
「マネージャーも辞めて…
そしたらヒョンに会うことだってないよ」
『そんな無責任な事できないよ…』
「じゃあもうヒョンの事で泣かないでよ。
ヒョンの事…好きなままでもいいから。
ちゃんと俺と付き合おう。
お祭りの日に返事ちょうだい」
俺はズルい。
Aが泣かないようにとか…
それも嘘じゃないけど。
さっきのヒョン見て気づいた。
ヒョンはAが好きだって…
多分、俺の勘は当たってると思う。
だからあんなに近くにいて
Aが泣いてるのに何もしないで
ただ見てるだけのヒョンにすごく腹が立った。
でもヒョンがいる前でAが俺を呼んだんでしょ。
ヒョンはどんな気持ちだった？
いつもAがヒョンの名前呼びながら泣いてるのを見る俺の気持ちちょっとでもわかった？
しばらく黙っていたAが口を開いた。
『ちゃんと考える。
私、ベク君に甘えすぎてたと思う。
だからちゃんと考えて…お祭りの日に返事する』
「うん。待ってる。
Aギューーってしていい？」
キョロキョロと周りを見るA。
誰かに見られないか心配してる？
そんなの無視してAをぎゅっと抱きしめる。
『いいって言ってない！』
「早く答えないから時間切れ。
俺の背中に手まわして」
俺よりも遥かに小さいAが遠慮がちに腰のあたりに腕をまわす。
「あ。ちっちゃいから背中届かなかった(笑)」
LH「ねー。それっていつまで続くの？
るぅ様、いろんな意味でアツイんですけど」
「ルハニヒョン何してんの？邪魔ー」
Aからは見えないけど俺の声でルハニヒョンがいると気づくとモゾモゾ離れようとする。
ダメ。離してあげない。
LH「ベクにも謝んなきゃと思って。
さっき俺が色々とこいつに聞きすぎちゃったの。
ミンソクのこと。だからごめんね」
「ヒョン、日曜日に祭りがあるんです。
その時Aにちゃんと返事もらうことにしました」
LH「言っとく〜」
ルハニヒョンはこのを意味わかってくれた。
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あや(プロフ) - りんさん。いつもありがとうございます。ベクちゃん傷つけてごめんね（ ; ; ） (2019年8月21日 2時) (
レス) id: 65d7bf85b9 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ミンソギ…ヒロインちゃんは、後悔するね、ベクちゃんキズついちゃうね…ふぅ（ ; ; ） (2019年8月21日 0時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ルーハンたらね、まあ彼女さんは、素敵なんだね、ミンソクさん、ヒロインちゃんにぶつかって欲しいな(^^) (2019年8月17日 20時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - アハ^_^ヒロインちゃん (2019年8月15日 9時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作者ホームページ：http://yasashiisenpai1
作成日時：2019年8月6日 15時
