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BH「A…本当に大丈夫？」
『本当に大丈夫だよ！寝たらスッキリしたし。
着替えたら帰るよ。家でゆっくりすればすぐ良くなるし』
BH「俺送ってくよ」
『ベク君はまだ部活中でしょ！
1人で帰れるから大丈夫。ベク君過保護すぎ(笑)
ところで、私って保健室までどーやってきたの？
まさか自分で歩いて来たのに覚えてないとか…
それ覚えてなかったらいよいよヤバイよね』
BH「ミンソギヒョンが…抱えてきたって」
『え？』
BH「俺もチャニョルにAが倒れてここにいるって言われたからそん時の状況わかんないけど。
チャニョルはハナからそう聞いたらしいよ」
『私ミンソク先輩にお礼言ってない。
ベク君、ここで待っててくれる？
ハナが制服取りに行ってくれてるの。』
BH「ちょっと。A！！」
ベッドから飛び起きて保健室を出る。
目眩はもうない。
軽く走ってお腹には鈍い痛いがあるけど関係ない。
廊下の奥にルハン先輩を見つけた。
向かい側に立つまあるい後頭部はミンソク先輩。
2人は何か話しているので声をかけるタイミングが見つからない…。
LH「あいつの事どう思ってんの？」
MS「あいつって？」
LH「A」
突然出てきた自分の名前と会話の内容に足が固まる。
MS「良い子だと思うよ。一生懸命だし」
LH「そういう意味じゃない。分かってんだろ」
MS「部活のマネージャー。後輩。…それだけだよ」
ミンソク先輩はいつも部長とマネージャーとして優しくしてくれてただけ。
別に期待なんてしてない。
保健室に向かって歩き出す。
私いっつもタイミング悪く聞いちゃうよな。
この前の部室の時もそうだし…。
『痛い…』
廊下に蹲ると涙がどんどん流れてくる。
胸が痛い…？お腹が痛い…？
どっちが？どっちもなのかもしれない。
自然に胸がのあたりをぎゅっと掴む。
わかってる。痛いのは胸だ。
すごく苦しい…
やめたい。
もうミンソク先輩の事を好きなのをやめたい。
今ならまだ大丈夫。
そう思いながら胸は苦しいし涙は止まらないし。
BH「A…？」
蹲る私にベク君が近づいてきてしゃがんで視線を私と同じ高さに合わせる。
BH「…大丈夫？体調悪くなった？」
『…痛いの』
BH「…戻ろう？」
差し出された手を取り立ち上がる。
BH「歩ける？」
『うん』
ベク君はゆっくりと歩き出す。
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あや(プロフ) - りんさん。いつもありがとうございます。ベクちゃん傷つけてごめんね（ ; ; ） (2019年8月21日 2時) (
レス) id: 65d7bf85b9 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ミンソギ…ヒロインちゃんは、後悔するね、ベクちゃんキズついちゃうね…ふぅ（ ; ; ） (2019年8月21日 0時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ルーハンたらね、まあ彼女さんは、素敵なんだね、ミンソクさん、ヒロインちゃんにぶつかって欲しいな(^^) (2019年8月17日 20時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - アハ^_^ヒロインちゃん (2019年8月15日 9時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作者ホームページ：http://yasashiisenpai1
作成日時：2019年8月6日 15時
