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結局、ミンソク先輩にタオルを返すことができないままマネージャーの仕事を開始する日になってしまった。
あんなに楽しみにしていたのに今は憂鬱な気持ちが混じってしまっているのが悔しい。
HN「大丈夫？もしまたあいつらにからかわれるような事があったらすぐに言うんだよ」
『大丈夫！！
せっかくミンソク先輩に会えるんだから頑張る」
ジャージのファスナーを首元までグッと上げた。
少し先を見るとベンチにはミンソク先輩の姿。
ミンソク先輩を見ただけでドキっと心臓がはねる。
ハナと別れミンソク先輩の側まで近づく。
『今日からよろしくお願いします』
MS「よろしくね」
ミンソク先輩は微笑むとまた視線を前へと向ける。
『あと…タオルありがとうございました』
MS「あぁ。わざわざごめんね。
ベッキョナに渡してくれても良かったのに」
『きちんとお返ししたかったので。
…ユニフォーム洗ってきます。』
ミンソク先輩はタオルを受け取ると視線を戻した。
私はペコっとお辞儀をしてその場を離れた。
水道を捻りカゴいっぱいのユニフォームを浸し
1枚づつゴシゴシと洗っていく。
こんなに人数がいてレギュラーになれるのは11人でミンソク先輩はその中でも部長なんてすごいな。
初めてミンソク先輩を見たのもこの場所だったな。
ピシャッ。
突然水が跳ねて腕で顔を覆う。
「ごめーん。かかったぁ？」という声が聞こえ水音のする方を見るとあの2人が立っていた。
水道の吐口を指で押さえて。
わざと水をかけられた。
JH「濡れちゃったんじゃない？脱いじゃえば？」
YS「そーだよ。いいモノ持ってるんだし。もっと見せたほうがいいよ。別に減るもんじゃないし」
ケラケラと笑いながら。
『別にいいです。どうせ洗濯で濡れてたし』
JH「脱がないと風邪ひいちゃうよ〜」
『暑いのですぐ乾きますから。お構いなく』
YS「こわ〜。俺ら心配しただけなのに」
『ご心配ありがとうございます』
2人は「怖ぇ」と笑いながら去っていく。
なんなの。ムカつく。
中のTシャツは無事だったけど
濡れたジャージは肌に張り付いて気持ち悪いし。
あいつらも気持ち悪いし。
ムカつく。
人って腹立つと泣きそうになるんだな。
泣かないようにギュッと唇を噛む。
「おいチビ」
振り返るとルハン先輩が立っている。
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あや(プロフ) - りんさん。いつもありがとうございます。ベクちゃん傷つけてごめんね（ ; ; ） (2019年8月21日 2時) (
レス) id: 65d7bf85b9 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ミンソギ…ヒロインちゃんは、後悔するね、ベクちゃんキズついちゃうね…ふぅ（ ; ; ） (2019年8月21日 0時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ルーハンたらね、まあ彼女さんは、素敵なんだね、ミンソクさん、ヒロインちゃんにぶつかって欲しいな(^^) (2019年8月17日 20時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - アハ^_^ヒロインちゃん (2019年8月15日 9時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作者ホームページ：http://yasashiisenpai1
作成日時：2019年8月6日 15時
