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MS「さて。部長が女の子とさぼってたらこわ〜い副部長に怒られちゃうから行ってきます」
そう言うと私の膝の上にあるタオルを手に取り私の頭の上に掛け首元でキュッと結んだ。
MS「赤ずきんちゃんみたい(笑)
狼部員が来てもついて行っちゃダメだよ」
『何ですかそれ(笑)』
クスクス笑ってるとミンソク先輩は
「やっと笑った」と笑顔で言った。
MS「うちの狼部員はみんな彼女いなくて赤ずきんを狙っているかもしれないから気をつける事」
とポンと私の頭に手を置いてみんなの輪の中に入って行った。
もうダメだ…。
先輩に触れられた場所が熱い。
先輩を見るとドキドキする。
先輩ともっと話したい、もっともっと。
これが、恋なんだ。
その後、ハナが来て私に仕事を教えに来てくれた。
私の頭に巻かれたタオルを見て「バカっぽい」って笑われたからタオルを畳んでベンチへと置いた。
私が任されたのはドリンクを作ることやユニフォームの洗濯、ボールを磨くこと。
私の負担にならないようにとミンソク先輩が考えてくれたらしい。
『ミンソク先輩って優しいね』
HN「さすが部長だよ。みんなの事よく見てるし。
モテるはずなんだけどね…。
協力なライバルがいるからみんな寄ってこないの」
『…すごい美人な彼女がいる…とか？」
HN「そんなとこ。すぐ会う事になるよ」
ハナは意味深な言葉ってを残して行ってしまった。
せっかく恋に気づいたのに彼女がいるって…
早速失恋って…
初恋は実らないって本当なんだね。
先輩の彼女になんて
会いたくない。
もう帰りたい。
「ねぇ、あんた。夏休みの臨時の子？
ミンソクがみんなに紹介するから来いって。
あと、ミーハー気分でやってるなら今すぐやめて。
邪魔なだけだから」
声をかけてきた人は男の人なのに
小さい顔にキラキラな目、長い睫毛。
まるで漫画から出てきた王子様みたい。
…でも感じ悪い。
「ジロジロ見んなチビ！！！さっさと来い」
『っはい！！！』
「それミンソクのタオル？
ミンソクが優しいからって勘違いすんなよ」
そう言い捨ててスタスタと歩いて行ってしまった。
私は小走りでついて行くと既にサッカー部の人達が集まっていた。
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あや(プロフ) - りんさん。いつもありがとうございます。ベクちゃん傷つけてごめんね（ ; ; ） (2019年8月21日 2時) (
レス) id: 65d7bf85b9 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ミンソギ…ヒロインちゃんは、後悔するね、ベクちゃんキズついちゃうね…ふぅ（ ; ; ） (2019年8月21日 0時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ルーハンたらね、まあ彼女さんは、素敵なんだね、ミンソクさん、ヒロインちゃんにぶつかって欲しいな(^^) (2019年8月17日 20時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - アハ^_^ヒロインちゃん (2019年8月15日 9時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作者ホームページ：http://yasashiisenpai1
作成日時：2019年8月6日 15時
