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しばしの沈黙に三人の視線が一人に注がれるが、等の本人は教室にいる生徒達を見渡し気づかないフリをしている
その沈黙を破ったのは立ち上がり声を出したスホで一瞬教室が静まりかえる
「ビックリするからやめろよ！」
ルハンにグーで腰を殴られ痛そうにしながらも再びニコニコ笑顔を見せ浅く椅子に腰掛けると顔を机の中心に寄せるので自然と他の顔が近づいてくる。
「キスされたからだ」
「！」
『あぁ…』
「キッ…！キィスゥゥウ！！？」
今度はルハンが大声を出す番
"キス"とゆうフレーズに教室にいた生徒はザワザワとざわめきニヤニヤと笑う者もいる
「ばっ、ルハン！」
「聞いてない！聞いてないそれ！」
「言うわけないじゃん！」
「はぁ？！」
『まぁまぁ、お二人さん。みんな見てるから…』
「なんで平然としてれるんだよ！」
『だって、したのは本当だし…』
信じられない…そう呟いたルハンは二度目の着席をし気まずそうなシウミンは言い出しっぺのスホを睨んだ。
本人はやはりニコニコしているだけだが…
「いつそんなこと…」
「もぅ、いいってルハン。追求するな」
「はぁ…それで気まずくなったのか」
『ふふふ』
語尾に音符が付くくらいご満悦らしい
してやったりとゆうのか、女は怖いとゆうか…
「(人1)はいつから？」
ルハンの問に君は目を瞬かせにっこり白い歯を見せると『出会った時から』なんて顔から火が出そうなことをさらりと言った。
ねぇ、それならきっと俺もそうなのかな。
あの日屋上に行って揺らめいたスカートから見えた君に胸が高鳴ったのは恋の始まりを知らせる音だったのかもしれない
『シウちゃん』
「ん？」
『だぁーいすき』
一瞬にして身体中が熱くなって固まる
目の前のルハンはムッと下唇を突き出しスホを引っ張り席を立った。
邪魔者は消えます、と言った感じだ
隣でにこにことしている彼女に胸をときめかせながら、さらりと言われる愛の言葉に自分の精神が耐えられるか不安になった
(シウちゃん屋上行こう！)
(え？)
(あ、やらしいことしちゃダメだからねっ)
(…)
(ちゅーまでね)
(…)
(シウりんご！)
fin
終わり
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min(プロフ) - ▽なおさん コメントありがとうございます！そう言っていただいて本当嬉しいです(*^∀^*) (2015年5月5日 19時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 可愛いお話しありがとうございました(*´ー｀*) (2015年5月5日 11時) (レス) id: 11adaa0265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年4月23日 16時
