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空にはポツリポツリと白い雲が浮かびあがる。そこには久しぶりに横なる2人の姿
『キってなに？』
「知らない」
あのまま数分。拉致のあかなかった言い合いは場所をかえた今も少し続いている
でも正直もう言い合い疲れてきた。向こうは諦める気はなさそうだし…もういいや、なんて
『あたしの事嫌い？』
「嫌いじゃない」
『避けてた？』
「…」
『避けてた？』
「…避けてた」
『そっか、』
「(人1)が」
『あたし？』
「…(人1)がキスするから」
一瞬にして青空から君の顔に切り替わり思わずギョッとする。それに心なしか表情が綻んでいるようにも見える…人の気も知らないで。
『…意識したって事？』
「まぁ、」
『ふぅーん』
君が視界から消えたと同時に体を起こし再び空を見上げる。
意識した。それがハッキリとなった今、心がスーっと軽くなっていく
「意識して…嫉妬した」
『嫉妬？』
「スホに」
『スホ？なんでスホ？』
「急に一緒にいるようになったろ？」
『それは…』
「ココにだって一緒にいた」
『見たの？』
「来たらいたんだよ」
『シウちゃん』
「ん？」
『あたしの事好きなの？』
もちろん驚いて目を見開いた、けどそれ以上に驚いたのは初めて君が恥ずかしそうにしている姿を見たことだ。
目を合わせられないのか伏せ目がちで唇もキュッと結ばっている
触れたい。正直そう思った。
『スホは中学の時の同級生なの』
「そう」
『だからっその、仲が良いだけで…』
「(人1)」
『あたしは別にスホが好きとかっそん…
二度目の感触に胸が震えた気がした
抵抗されることもなく何度も確かめるように前よりも長い長いキスをする
隙間から漏れた君の吐息が鼓膜を揺さぶる
『…』
「…(人1)」
『…』
「お前、俺の事好きだろ？」
君は小さく頷いた。
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min(プロフ) - ▽なおさん コメントありがとうございます！そう言っていただいて本当嬉しいです(*^∀^*) (2015年5月5日 19時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 可愛いお話しありがとうございました(*´ー｀*) (2015年5月5日 11時) (レス) id: 11adaa0265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年4月23日 16時
