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顔は真っ赤になり身体中が熱くなって心臓がこれでもかと言うくらい動いて苦しい。それに実は彼女の言葉と香りに頭はすでにくらくらしている。
すっと彼女の瞼が閉じた。まるで寝ているように
「…」
『…』
無言の時間が続く。
(人1)とのキス、嫌か？
いや…別に嫌なわけじゃない。彼女は好き嫌いと言えば好きな方だし、彼女と知り合ってから幾度となくドキドキする事はあった。
…これは、恋とゆうのだろうか
意を決した俺は目を瞑り横になっている彼女に覆いかぶるように起き上がると目の前のふっくらとした唇が"シウちゃん"とそう呼んだ。
あぁ…俺は、
「いだっっっっ！！！」
目を瞑り彼女の唇に触れようとした瞬間、両頬に痛みが走った。彼女が俺の頬を両手で叩いたのだ
『騙された』
「いってぇ…」
『シウちゃん、やっらし〜』
「このや、ろ」
『ちゅーしたかった？』
叩かれた両頬を両手で包みながら倒れている俺をお構いなしに彼女は起き上がりレジャーシートを片付け始める
『シウちゃん授業始まるよ』
「勝手に行けっ、」
『…』
「痛ぁ」
『シウちゃん見せて』
俺の両手に触れた彼女の両手
そのままグッと上を向かされると唇に触れた柔らかい感触に瞬きを忘れ、長い睫毛がとても綺麗に見えた
『先に行くね』
甘い香りをまとった彼女はにっこり微笑むと視界から消え変わりにドアの閉まる音がした
(きす…した、)
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min(プロフ) - ▽なおさん コメントありがとうございます！そう言っていただいて本当嬉しいです(*^∀^*) (2015年5月5日 19時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 可愛いお話しありがとうございました(*´ー｀*) (2015年5月5日 11時) (レス) id: 11adaa0265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年4月23日 16時
