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ふわり流れてる雲はとても眠気を誘い隣からは甘い香りが鼻をかすめる。
ちらり横目に隣を見ると彼女も同じなのか瞼を閉じていて、もう寝ているよな気がした。
時々屋上で昼休憩を2人でする
それは約束したわけじゃなく、なんとなくな雰囲気。屋上に行こうかなと思えば彼女がすでにそこに居る。レジャーシートに寝転んで
「んーっ！」
寝ていた体を起こして腕を伸ばした
はっと息をはいて両手を後ろにつくといきなり名前を呼ばれて振り返る
「寝てたと思った」
『起きてたよ』
「でもこの天気じゃ眠くなるよな、ふぁ」
『シウちゃん』
「んー？」
『シウちゃんてキス、したことある？』
「…」
『シウちゃん？』
「な、なに言って」
なにを突然言い出すんだ！今そんな雰囲気な感じでもなかったぞ！？
真っ赤になった顔がバレないように前に向き直ると後ろからしつこくしつこく名前を呼んでくる
『ねぇシウちゃんってば』
「…ある」
『え？』
「ある」
『…そうなんだ』
少し空いた間に興味が目覚める
「(人1)は？」
『あたし…』
「…」
『あたしまだした事ない』
「へ、へぇ〜」
正直意外で返答が曖昧になってしまった。だけど俺はこの後の彼女の言葉に動揺を隠しきれないでいた。
『シウちゃん、キスして？』
「…頭…打った？」
『ずっと横になってただけだけど…』
「…」
『シウちゃん』
「…」
『あたしシウちゃんがいい』
「いやいやいやいや」
『…』
「頭絶対どっかで打っうぉ！」
後ろに伸ばしてた左腕の肘をいきなり叩かれバランスを崩した俺は再びレジャーシートに倒れこんだ
『シウちゃん、あたしシウちゃんだからいいの』
「…」
『シウちゃん、ちゅーして？』
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min(プロフ) - ▽なおさん コメントありがとうございます！そう言っていただいて本当嬉しいです(*^∀^*) (2015年5月5日 19時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 可愛いお話しありがとうございました(*´ー｀*) (2015年5月5日 11時) (レス) id: 11adaa0265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年4月23日 16時
