チャイムなんて聞こえない ページ2
実は俺が屋上に行ったあの日、屋上使用禁止が決まった日らしい。入れないよう看板があったはずなのに俺が来る時無かったのはどうやら彼女の仕業だそうだ。
そんなあの日出会った彼女はあの日から俺の隣に座っている
「あれ、(人1)だ」
「へ？」
同じクラスで同じサッカー部のルハンがボールを両手で持ちながらグランドにあるフェンスの先を見つめ俺の背中をボールで叩いた。
…あ、本当だ
顔を上げた先に短めのスカートと揺れる髪の毛は真っ直ぐ学校の門へと進んで行く彼女がいる
「(人1)〜！！」
「ちょ、ルハン」
「大丈夫だって今休憩だし」
その問に周りを見渡すと先輩も楽しそうに会話をしている。少しビクついてる俺をよそにルハンは大きく手を挙げると向こうの彼女も手を挙げ近寄ってくるのが見えた
「行こうシウちゃん」
「あ、あぁ」
『お疲れサッカー部！』
「まだ学校にいたの？」
『うん』
「あぁ屋上。好きだね(人1)は」
『落ち着くんだもん』
「(人1)、屋上は使用禁止だって言ってるだろ？」
『シウちゃん知ってる？』
「なにを」
『バレなきゃいいんだよ、バレなきゃ』
いや、俺らにそう言ってる時点でダメだろ
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min(プロフ) - ▽なおさん コメントありがとうございます！そう言っていただいて本当嬉しいです(*^∀^*) (2015年5月5日 19時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 可愛いお話しありがとうございました(*´ー｀*) (2015年5月5日 11時) (レス) id: 11adaa0265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年4月23日 16時
