惚れるほどの美人 ページ10
ミンソク君の手を逃れ開かれた次のページ
瞬きを忘れてしまうくらい綺麗な女の子がいた
ルーハンさんと同じように茶色のウィッグを被って女の子の制服を着ている。ルーハンさんと違うのは笑顔ではなく不貞腐れた表情をしていることだ
この顔、紛れも無い女装したミンソク君
『…き、』
「はい！終わり！」
『あぁっ！』
奪われたアルバムが手元にないままあたしはやっとのことで瞬きをして固まった
『今のミンソク君…だよね？』
「記憶から抹消しといて」
『凄い…凄い可愛い！綺麗！美人！』
「キモいって」
『女のあたしでも付き合いたいって思う』
「えぇ…」
『見たい！まだちゃんと見てない！』
「ダメダメダメ」
お腹に抱え込まれたアルバムに手を伸ばしてもミンソク君の腕がガッチリガードする
『お願いお願い』
「もう見たじゃん」
『やだやだ！ちゃんと見たいー部屋に飾りたいくらい見たいー』
「うわ、絶対見せない」
どうにかアルバムを掴んでも体を丸めてまで抵抗するミンソク君の力では左右に揺らしたり引っ張ったりしてもビクともしない
その時耐えかねたミンソク君が勢いよく起き上がるとアルバムが宙を舞いベッドに投げ出された
『んぁっアルバム！』
「あ！」
慌ててベッドによじ登ればミンソク君に引っ張られてうつ伏せに倒れる
お互い笑いつつも必死にアルバムを奪い合う姿はチャニョル君がよくやられるプロレスみたい
手がどうにかアルバムを掴むと女装したミンソク君のページを開く
『見つけた！』
「あぁっ」
『やっぱ美人美人美人！超可愛い！』
ムスッとした顔もまた生意気そうで良い
にしてもルーハンさんもだけど男の子がこんなに可愛くちゃ女の子で産まれてきたあたしはどうなるんだろう…なんとも言えないショックと悲しさでアルバムを持ったままベッドに顔を埋めた
『でもルーハンさんがグランプリなら、ミンソク君準グランプリぐらいとれたんじゃない？』
写真にいるミンソク君は特になにも持ってない
準グランプリにはならなかったのかな…
ふとシン…と静まりかえった部屋の雰囲気に気づいてぐるり目を回す
『ミンソク君』
少し起き上がり振り返るとミンソク君の顔が余りにも近くにあって息を飲んだ
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min(プロフ) - ▽まいたろさん コメントありがとうございます！悲しいまで言ってくれて…(;_;)幸せです またしうちゃんと出会えるよう妄想フル回転します！笑 (2015年8月8日 17時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽めぐさん コメントありがとうございます！番外編、続編やっぱりあたしも書きたいです 笑 ぜひ更新した時はまた会いにきてやってください＼(^o^)／ (2015年8月8日 17時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
まいたろ(プロフ) - 毎日更新楽しみにして読んでました…>_<… ストロベリーホームのしうちゃんが大好き過ぎて終わってしまったのが悲しいです〜！またどこかでストロベリーホームのしうちゃんと出会えるのを待ってます (2015年8月7日 23時) (レス) id: df7fbf0703 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - ストロベリーホームお疲れ様でした！毎回キュンキュンさしていただいてたのに初コメですみません。もう、ミンソクペンの私は毎回ワクドキして読ませていただきました！もし、番外編として続編があったらとっても嬉しいです！完結お疲れ様でした！ (2015年8月7日 22時) (レス) id: 36387df3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» こちらこそ、毎回コメントして迷惑かけてなかったですかね？私もとても楽しかったです。新作も楽しみに待ってますね！素敵な癒やしをありがとございましたm(_ _;)m (2015年8月7日 19時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年7月2日 11時
