2人の耳が赤いのは多分… ページ6
カサカサと大きな袋がマウンテンバイクのハンドルに3つぶら下がってあたしの持っていた袋とぶつかる
「掛ける？」
『ううん大丈夫！』
「重いでしょ」
『1番軽いのだよ？全然』
袋を持ち上げて笑うとミンソク君がにっこり笑った
最近あの夜の事があってから前より意識してぎこちなかったけど、こうやって喋ってるとそれもなくなってきてちょっとホッとしてる
「マウンテンバイクじゃなきゃな〜」
『ん？』
「こんな重い荷物もニケツしてサーッと走って帰れる」
『あははっ確かに。マウンテンバイクは出来ないよね？』
「うん、立つ場所がない」
『残念だね〜でも懐かしいなニケツ』
「したことある？」
『学生の時に友達と』
「俺もやったなぁ」
角を曲がり家まで真っ直ぐな道に出るとミンソク君が突然立ち止まって意地悪そうに笑った
『どうしたの？』
「やってみない？ニケツ」
『えっこれで？』
「うん」
『危ないよ〜それにニケツ事態ダメなんだから〜』
「一回挑戦しない？」
ミンソク君の目が好奇心で輝いてる
男の子って本当こうゆうの好きだなぁ〜
『…一回だけだよ？』
「うっし！」
『でもどこに？』
「立つのはやっぱ無理だから座るしかないよなぁ」
『ここに！？』
「Aちゃんは半分以上座って大丈夫だよ。俺立ち漕ぎみたいな感じで」
『大丈夫？』
「やってみよう」
ミンソク君はあたしから袋を取りハンドルに掛けると準備万端と言うように跨った。
よし、やってみようじゃないか！ミンソク君の好奇心のために！
サドルに跨るとミンソク君に腰に掴まるように言われ躊躇しながらそっと腰に手を置いた
「行くよ？」
『う、うん』
漕ぎ出すと同時に重心が前に引っ張られ小さな悲鳴をあげ慌てて腰に腕を回した
『わっ！だめっこわい！！』
「おおおお！」
『ミンソク君…！』
「やばい荷物のせいで重心が」
『ストップストップストップー！』
グラグラ揺れながらキィーッとブレーキがかかってマウンテンバイクが止まる
腰にしがみついて動かないあたしにミンソク君が振り向いた
「大丈夫？」
『心臓が…』
「降りれる？」
『ミンソク君、ごめん今動けない』
「…分かった」
妙な空気の中どっちの心臓の速さかも分からない鼓動を感じて、恥ずかしい…そう思ったら腕に力が入る
「あー…Aちゃん」
『…ん？』
「…いや…なんでもない」
見上げた先にミンソク君の赤い耳が見えた
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min(プロフ) - ▽まいたろさん コメントありがとうございます！悲しいまで言ってくれて…(;_;)幸せです またしうちゃんと出会えるよう妄想フル回転します！笑 (2015年8月8日 17時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽めぐさん コメントありがとうございます！番外編、続編やっぱりあたしも書きたいです 笑 ぜひ更新した時はまた会いにきてやってください＼(^o^)／ (2015年8月8日 17時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
まいたろ(プロフ) - 毎日更新楽しみにして読んでました…>_<… ストロベリーホームのしうちゃんが大好き過ぎて終わってしまったのが悲しいです〜！またどこかでストロベリーホームのしうちゃんと出会えるのを待ってます (2015年8月7日 23時) (レス) id: df7fbf0703 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - ストロベリーホームお疲れ様でした！毎回キュンキュンさしていただいてたのに初コメですみません。もう、ミンソクペンの私は毎回ワクドキして読ませていただきました！もし、番外編として続編があったらとっても嬉しいです！完結お疲れ様でした！ (2015年8月7日 22時) (レス) id: 36387df3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» こちらこそ、毎回コメントして迷惑かけてなかったですかね？私もとても楽しかったです。新作も楽しみに待ってますね！素敵な癒やしをありがとございましたm(_ _;)m (2015年8月7日 19時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年7月2日 11時
