一緒にいれる喜びを ページ48
「あれ、Aちゃん」
「あっ来た来た」
「なに？来る予定だったの？」
「おー」
Aちゃんに向かって手を挙げると恥ずかしそうに胸の辺りで手を振る
「ルーハン」
「あ？」
「Aちゃんに変な事言ったら尻だけじゃすまないからな」
「…うす」
彼女のことがあるのか少し元気がないAちゃんはぎこちなく笑いながら俺たちの方に歩いてきた
『こんにちはルーハンさん』
「久しぶり〜Aちゃん」
「職場からここまで距離あったでしょ、歩かせてごめんね」
『ううん大丈夫』
「Aちゃんおめでとう」
『え？』
ルーハンの言葉に何回か瞬きをしたAちゃんはその意味が分かったのか頬を赤らめる
「あっ照れてる〜」
「ぅっごほん！」
「…あー俺ちょっと飲み物買って、きまーす」
そそくさと歩いて行くルーハンを見送るとさっきまで笑顔を見せていた顔が眉を下げた
「大丈夫？」
『…正直複雑』
「…」
『ミンソク君には会ってあたしに会えないって、なんか』
「Aちゃんだからこそ会いたくても会えなかったのかもよ？」
『なんで…』
「俺より長く一緒にいたし、色んな時間過ごしたじゃん？あの子も複雑なんだと思う」
『…』
「Aちゃんも分かるでしょ？その気持ち」
『うん』
「笑顔で幸せになってくださいって言ってた」
『もうなってる』
「あはっ言うね〜」
『まだみんな来てないの？』
キョロキョロ周りを見渡すAちゃんにうん、と顔を縦に振った
「でも、もうすぐじゃないかな」
「なに他にも誰か来るの？」
「わっ！いつの間帰ってきたんだよ」
「今」
『あっルーハンさんもどうですか？』
「あー、ルーハンも来いよ」
「どこに」
「これからみんなでご飯食べ行くんだ、俺んとこの居酒屋」
「好きだねーいつも一緒にいるのに」
うざったそうな顔をしたルーハンにAちゃんがクスクス笑う
「この後予定あんの？」
「ない」
『じゃあ行きましょうよルーハンさん』
「まぁ行ってやってもいいけど」
「なんで上から」
「ミンソクヒョーン！Aヌナー！」
『あっ来た来た』
遠くからゾロゾロとこっちに向かって来る4人の姿が見える
長身のチャニョルが両手を挙げて大きく手を振る姿にヨンジヌナが恥ずかしい！と慌て下げてるのが見えた
「チャニョル俺もいんだよ！」
「あー…ルーハンヒョーン」
「あいつ…！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 441人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
min(プロフ) - ▽まいたろさん コメントありがとうございます！悲しいまで言ってくれて…(;_;)幸せです またしうちゃんと出会えるよう妄想フル回転します！笑 (2015年8月8日 17時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽めぐさん コメントありがとうございます！番外編、続編やっぱりあたしも書きたいです 笑 ぜひ更新した時はまた会いにきてやってください＼(^o^)／ (2015年8月8日 17時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
まいたろ(プロフ) - 毎日更新楽しみにして読んでました…>_<… ストロベリーホームのしうちゃんが大好き過ぎて終わってしまったのが悲しいです〜！またどこかでストロベリーホームのしうちゃんと出会えるのを待ってます (2015年8月7日 23時) (レス) id: df7fbf0703 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - ストロベリーホームお疲れ様でした！毎回キュンキュンさしていただいてたのに初コメですみません。もう、ミンソクペンの私は毎回ワクドキして読ませていただきました！もし、番外編として続編があったらとっても嬉しいです！完結お疲れ様でした！ (2015年8月7日 22時) (レス) id: 36387df3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» こちらこそ、毎回コメントして迷惑かけてなかったですかね？私もとても楽しかったです。新作も楽しみに待ってますね！素敵な癒やしをありがとございましたm(_ _;)m (2015年8月7日 19時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：min | 作成日時：2015年7月2日 11時
