にほやかなる頬 ページ47
「あ、ルーハン」
「んー？」
生徒達も帰って荷物を鞄にしまう手を止めルーハンを見るとルーハンも手を止め俺を見た
「付き合うことになったから」
「…は？」
「Aちゃんと」
「…」
「…」
「はぁぁぁぁぁ！？」
お、リアクション今までで1番最高な変顔
「まじで！いつ！？」
「2日前」
「2日前って！なんで当日言わないんだよ！」
「いや、今日会うしいいかなって」
「よくねぇーよバカ！即言えよ即！」
気だるそうな顔をするとルーハンに抱きしめられてやったな！やったな！と頭をぐりぐり撫でられる…痛い
「なぁチューした？チューした？」
「なんでそこなんだよ！」
「だって今まで一緒に暮らしてて我慢してただろ？チューくらいしたいだろ」
「言うかバカ」
「やーしたんだ〜やらし〜」
「ルーハンてめぇ殴るぞ」
「やっだ！ミンソク君っ真っ赤、チューした時もそうだったぁ？」
「…」
「ぎゃははは！」
まじコイツには一生言わなくても良かったかも。
震える拳の代わりに力一杯お尻に蹴りを入れた
「ごぅふっ！」
「冷やかすのいい加減にしろよ、お前…」
「す、すんません…」
「ミンソクさん」
お尻を押さえて膝まづいてるルーハンを横目に振り返ると、あの子の姿があって目を見開くと同時に眉間にシワを寄せる
「なにしに来た」
「すみません、最後に話しがしたかったんです」
「ま、またお前か…」
お尻を押さえたルーハンが見上げて彼女を睨むけど、こんな格好じゃなんの威力も発揮しないし…ダサい
「ちょっとこっち来て」
「はい」
「待て、待てよミンソク…」
ルーハンがいる場所から離れると、少し間をあけて彼女が口を開いた
「あたし今日仕事辞めてきたんです」
「え？」
「Aさんが原因とかじゃなくて家庭の事情です。
昔から父の転勤が多くて…今まで単身赴任だったんですけど、今回は海外に行くことになったんです」
「…」
「あたしも一人娘だから、今回一緒に行く事になって」
「Aちゃんには？」
「手紙置いてきました。合わせる顔ないですから」
「…」
「ミンソクさんにもご迷惑おかけしてすみませんでした」
深々と頭を下げられると慣れてないせいもあってどうしていいか分からない
「Aさんにも申し訳ないことしました。最後に謝りたくて…」
「…」
「お元気で。Aさんと幸せになってください」
去って行く後ろ姿がやけに凛々しくてちょっとホッとした自分がいた
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min(プロフ) - ▽まいたろさん コメントありがとうございます！悲しいまで言ってくれて…(;_;)幸せです またしうちゃんと出会えるよう妄想フル回転します！笑 (2015年8月8日 17時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽めぐさん コメントありがとうございます！番外編、続編やっぱりあたしも書きたいです 笑 ぜひ更新した時はまた会いにきてやってください＼(^o^)／ (2015年8月8日 17時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
まいたろ(プロフ) - 毎日更新楽しみにして読んでました…>_<… ストロベリーホームのしうちゃんが大好き過ぎて終わってしまったのが悲しいです〜！またどこかでストロベリーホームのしうちゃんと出会えるのを待ってます (2015年8月7日 23時) (レス) id: df7fbf0703 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - ストロベリーホームお疲れ様でした！毎回キュンキュンさしていただいてたのに初コメですみません。もう、ミンソクペンの私は毎回ワクドキして読ませていただきました！もし、番外編として続編があったらとっても嬉しいです！完結お疲れ様でした！ (2015年8月7日 22時) (レス) id: 36387df3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» こちらこそ、毎回コメントして迷惑かけてなかったですかね？私もとても楽しかったです。新作も楽しみに待ってますね！素敵な癒やしをありがとございましたm(_ _;)m (2015年8月7日 19時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年7月2日 11時
