意地悪な君達 ページ43
一歩一歩踏みしめる足が軽やかで、いつもの道が違うように映る
心地よく揺れる繋いだ手と時々聞こえるミンソク君の鼻歌は自分で言うのもなんだけど、とてもご機嫌だ
「あれ」
『あ、』
「あっ」
LAYを通りかかった時、ちょうどお店から出てきたジニオッパとばったり会う
オッパの視線はあたしとミンソク君を見た後、繋がれた手を見てにっこり笑った
「これは…おめでとうでいいよね？」
『あっと、』
「おめでとうでいいです！」
「あははっ、ほらやっぱり大丈夫だったでしょ？」
『…オッパ色々ありがとう』
「ううん俺は聞いてあげただけだし。ね、ミンソク君」
「いや…ジニさんには俺も」
「あーそうゆうのいいって。2人がこうやって付き合うことができただけで充分だから」
2人で目を合わせて笑うとジニオッパも嬉しそうに笑う
「俺も頑張るね」
『はい！』
「なにを頑張るの？」
『秘密』
「…なにそれ」
途端にムスッとしたミンソク君はあたしとジニオッパを見て繋いでいた手が強く握りしめられる
こ、これは…まずい
「Aちゃん秘密にしたらミンソク君ヤキモチ妬くって。俺さ好きな子いるんだよ」
「え？」
『そっ、それを頑張るって意味だから…』
「ジニさん好きな人いるんだ」
「そう。だからヤキモチ妬かなくて大丈夫」
チラリとミンソク君に見られてドキリとする
若干いつもより目つきが鋭い、ううっ…
「先に言っとくけど」
『はいぃ！』
「俺、嫉妬深いからね」
『…あ、はい』
「ほらほら初日からそんな顔しないしない！」
ジニオッパの大きな手があたしとミンソク君の背中を叩くと前に押されて一歩歩き出す
「さぁ帰った帰った、仕事の邪魔だよー」
『邪魔って…』
「仕事頑張って下さい」
「うん！」
『あっジニオッパ』
「ん？」
『ミンソク君に相談した事とか喋りすぎ！』
「え？」
「あはははっ」
「いいじゃん」
『よくない！』
ジニオッパの方に向かおうとするとミンソク君に引っ張られてどんどん距離が離れていく
「じゃあジニさん」
『ちょ、ミンソク君！あたしはまだ言い足り…』
「気をつけてね」
「ほーら、1番好きなコーヒー淹れてあげる約束でしょ？」
ワザとらしく首を傾げて目をクリクリさせるミンソク君に顔が熱くなる
バカミンソク君！
「あははっそうそう1番好きなミンソク君が淹れた…
『オッパ！！』
「早く1番好きなコーヒー淹れてあげないとさ〜」
2人共ニヤニヤして…！！
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min(プロフ) - ▽まいたろさん コメントありがとうございます！悲しいまで言ってくれて…(;_;)幸せです またしうちゃんと出会えるよう妄想フル回転します！笑 (2015年8月8日 17時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽めぐさん コメントありがとうございます！番外編、続編やっぱりあたしも書きたいです 笑 ぜひ更新した時はまた会いにきてやってください＼(^o^)／ (2015年8月8日 17時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
まいたろ(プロフ) - 毎日更新楽しみにして読んでました…>_<… ストロベリーホームのしうちゃんが大好き過ぎて終わってしまったのが悲しいです〜！またどこかでストロベリーホームのしうちゃんと出会えるのを待ってます (2015年8月7日 23時) (レス) id: df7fbf0703 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - ストロベリーホームお疲れ様でした！毎回キュンキュンさしていただいてたのに初コメですみません。もう、ミンソクペンの私は毎回ワクドキして読ませていただきました！もし、番外編として続編があったらとっても嬉しいです！完結お疲れ様でした！ (2015年8月7日 22時) (レス) id: 36387df3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» こちらこそ、毎回コメントして迷惑かけてなかったですかね？私もとても楽しかったです。新作も楽しみに待ってますね！素敵な癒やしをありがとございましたm(_ _;)m (2015年8月7日 19時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年7月2日 11時
