たくさんのキスを ページ41
頬を伝った涙はミンソク君がくれたハンカチのおかけですっかり治ったけど、鼻は真っ赤でそれを見たミンソク君がケラケラと笑う
『笑わないで！』
「ごめんごめん、可愛いからつい」
『もう…』
「Aちゃん」
『ん？』
少し顔を上げるとミンソク君が首を傾げて覗き込む。
近づいてきた綺麗な顔に目を瞑ると額にキャップのツバが当たって可愛げのないくぐもった声が出でた
『うぐっ、』
「あ、ごめん」
『…』
「当たる予想しなかった」
自分の額を摩りミンソク君は1度キャップをとって前髪をかきあげるとツバを後ろにして被り直す
ミンソク君の背中も好きだけど、実はこの仕草も好きだったりする
ジッと見ていたのが気になったのか、ん？と眉を上げた表情にポッと頬が熱くなった
「なんか付いてる？」
『あっううん、なんにも…ただ』
「うん」
『ミンソク君がキャップ被り直す時、前髪かきあげるの好き』
「え！」
『かっこいい…』
「なに、やめてよいきなりそんなこと言うの」
『…本当のことだし』
「やーっ！そうゆうのダメなんだよ」
耳から顔にかけて徐々に赤く染まっていく
ミンソク君照れてる！可愛い！
『かっこいいー』
「やめろって、」
『ミンソク君かっこいいー』
「やぁー！」
『照れてるミンソク君可愛いっ』
「あーもう！」
真っ赤になっていく顔に口元に手を当ててクスクス笑っていると、その手を掴まれて唇に柔らかい感触が触れた
『！』
「へっへっへー」
不意打ち…！！！
『なっ…』
戸惑うあたしをよそにミンソク君の顔がさっきまで恥ずかしがっていた顔とうって変わって真剣に見つめられる
あ、キスされる。
そう思った時には首に回された手に引っ張られて唇が触れた
頭の先から足のつま先まで緊張と興奮でビリビリしてくる
離れたお互いの唇の隙間にミンソク君の息がかかって震えてしまいそう
そしてまた唇が重なる
なんだろう、幸せだからかな
泣きそうになってしまう…もう何回目だろう
「…また泣きそうになってる」
『だって』
「まだしたいって言ったら嫌？」
『な、なんでそんな事聞くの』
「あはは一応、確認？」
『………嫌じゃ、ない』
「ねぇ」
『うん？』
「ずっとしてたい…」
親指で唇の端を撫でられると再びキスをした
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min(プロフ) - ▽まいたろさん コメントありがとうございます！悲しいまで言ってくれて…(;_;)幸せです またしうちゃんと出会えるよう妄想フル回転します！笑 (2015年8月8日 17時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽めぐさん コメントありがとうございます！番外編、続編やっぱりあたしも書きたいです 笑 ぜひ更新した時はまた会いにきてやってください＼(^o^)／ (2015年8月8日 17時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
まいたろ(プロフ) - 毎日更新楽しみにして読んでました…>_<… ストロベリーホームのしうちゃんが大好き過ぎて終わってしまったのが悲しいです〜！またどこかでストロベリーホームのしうちゃんと出会えるのを待ってます (2015年8月7日 23時) (レス) id: df7fbf0703 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - ストロベリーホームお疲れ様でした！毎回キュンキュンさしていただいてたのに初コメですみません。もう、ミンソクペンの私は毎回ワクドキして読ませていただきました！もし、番外編として続編があったらとっても嬉しいです！完結お疲れ様でした！ (2015年8月7日 22時) (レス) id: 36387df3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» こちらこそ、毎回コメントして迷惑かけてなかったですかね？私もとても楽しかったです。新作も楽しみに待ってますね！素敵な癒やしをありがとございましたm(_ _;)m (2015年8月7日 19時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年7月2日 11時
