この愛を手放せない ページ32
「それで約束したんだ、もし好きでもないのにそんなことしたら殴るって。まぁないとは思ってたけど」
「…でも殴られてもいいくらい酷い事したんです」
「え？」
「一昨日…嫉妬したんですジニさんに」
「俺に？」
「Aちゃんオッパって呼んでたし、2人の雰囲気が前より違ってて2人の間になにかあったんだって勝手に思って」
「…」
「それで…」
あんな事…
嫌われてもいいくらいなことしたのに
「それ以上言わなくていいよ」
「…」
「勘違いさせることしてごめん、俺にとってAちゃんは可愛い妹みたいな存在だから心配しないで」
「ジニさんが謝ることじゃないです。俺が…ただ、焦って…弱いだけです」
弱くて怖くて悔しくて、Aちゃんの気持ちも考えず自分勝手なことをしただけ
なのに彼女は俺を大好きだと言ってくれた
「…一昨日の事だけど」
「はい」
「ミンソク君、手紙貰わなかった？」
「手紙？…あ、あぁもらいました」
「その子がAちゃんと同じ職場にいるみたい」
「えっ」
「その子が原因」
記憶の中、もうぼんやりとしか思い出せない顔
酷い事を言えば名前すら覚えてない
「原因て…」
「一昨日仕事終わりに彼女に言われたんだって、ミンソク君とデートするって」
「…は？」
「一緒に映画観に行くってさ」
「俺っそんな事言ってないですよ！確かに番号書かれた紙貰ったけど返すつもりだったし…！」
「…」
「なんだよ、それ…」
右手で両目を覆うと長いため息が出た
怒りと呆れ、それが混ざり合って奥歯を噛み締める
「ミンソク君がそう言うなら彼女は嘘をついてるんだね」
「…」
「それをAちゃんは鵜呑みにしちゃったのか…」
「…」
最悪だと思った。
タイミング的にも、まるで分かってたかのように
自分が悪いのか彼女が悪いのか
「ミンソク君」
「…」
「難しいかもしれないけど、その子とも話し合うべきだよ」
「…はい」
「大丈夫。ちゃんとAちゃんが好きだって気持ちがあるんだから、自分が悪いとか思わなくていい」
弾かれたように顔をあげジニさんを見る
なんで…これも俺の気持ちを読み取ったのかジニさんが笑った
「経験豊富な大人だから？」
「…」
「ミンソク君なら大丈夫だよ。Aちゃんも」
これも経験豊富な大人だからだろうか
ジニさんの言葉がスッと入ってきて久しぶりに口元がゆっくりとあがった
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min(プロフ) - ▽まいたろさん コメントありがとうございます！悲しいまで言ってくれて…(;_;)幸せです またしうちゃんと出会えるよう妄想フル回転します！笑 (2015年8月8日 17時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽めぐさん コメントありがとうございます！番外編、続編やっぱりあたしも書きたいです 笑 ぜひ更新した時はまた会いにきてやってください＼(^o^)／ (2015年8月8日 17時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
まいたろ(プロフ) - 毎日更新楽しみにして読んでました…>_<… ストロベリーホームのしうちゃんが大好き過ぎて終わってしまったのが悲しいです〜！またどこかでストロベリーホームのしうちゃんと出会えるのを待ってます (2015年8月7日 23時) (レス) id: df7fbf0703 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - ストロベリーホームお疲れ様でした！毎回キュンキュンさしていただいてたのに初コメですみません。もう、ミンソクペンの私は毎回ワクドキして読ませていただきました！もし、番外編として続編があったらとっても嬉しいです！完結お疲れ様でした！ (2015年8月7日 22時) (レス) id: 36387df3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» こちらこそ、毎回コメントして迷惑かけてなかったですかね？私もとても楽しかったです。新作も楽しみに待ってますね！素敵な癒やしをありがとございましたm(_ _;)m (2015年8月7日 19時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年7月2日 11時
