俺を見てよ ページ27
鏡に映る自分の顔が余りにも酷くて落ち込む
メイクも落として少しサッパリした。でも明日、目腫れてるだろうなぁ…着替え持ってきてお風呂入ってしまおう
そう思ってドアを開けるとミンソク君が立っていて体が大きく揺れた
「…」
『…』
2人の間に沈黙が流れる。
今会いたくないのと、そんな空気も嫌でミンソク君を避けて部屋に向かって歩き出す
だけど追いかけてくる足音が耳に入ってくる
『ついてこないで』
「…」
振り向かずに言った言葉を無視してとうとう部屋の前までミンソク君が来てしまった
『なにか、用？』
「…なんでこっち見ないの？」
『…』
「なんで俺、見ないの？」
耳を塞ぎたかった
挨拶しかしなかったこの2日間で1番長い会話がこれってなんなんだろう。
ドアを開け部屋に入るともちろんミンソク君も入って来くる
『…出てって』
「…」
『お願いだから、1人にして』
「なんで俺を見ないの？」
軽く触れられた肩に過剰に反応して持っていた鞄が床に投げ出され中身が散らばる
割れた鏡が鞄の隙間から少しだけ見えた
「俺を見ろよ」
低い声にビクリと肩が揺れる
それと同時にミンソクの両手があたしの顔を包んで目が合う。
鋭い目が真っ直ぐあたしに突き刺さる。怒ってる…
『離して…！』
顔を無理矢理離したせいでバランスを崩したあたしはそのままベッドに崩れ落ちた
そんなあたしにミンソク君は直ぐさま馬乗りになって再び顔を掴んでベッドが軋む
「俺を見ろ！」
『やだっ離して！』
「…その血なんだよ」
血？
意味が分からずミンソク君を見つめる
さっきとは違う表情に体が強張った。怖い
ミンソク君の親指が下唇を撫でてゾクリと体が疼く
「…」
『…ミンソク、君』
怒りを露わにしてるミンソク君の顔が近づいてくる
『嫌っ…！』
足をバタつかせても両手で体を押してもビクともしない
なんで…なんで、もぅ嫌だよ。
どうして…
『っ誰でもよかった…？』
「え…」
『あたしじゃなくても…っ』
止まっていた涙がまた溢れ目尻から落ちてミンソク君の指を濡らす
ミンソク君の目が怒りから戸惑いに変わった
『…っあたしがそこにいたから…っ』
「なに、どうゆう意味…」
『あたしじゃなくて、もっ…うっ、』
言ってしまった。
もう、どうしていいか分からない
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min(プロフ) - ▽まいたろさん コメントありがとうございます！悲しいまで言ってくれて…(;_;)幸せです またしうちゃんと出会えるよう妄想フル回転します！笑 (2015年8月8日 17時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽めぐさん コメントありがとうございます！番外編、続編やっぱりあたしも書きたいです 笑 ぜひ更新した時はまた会いにきてやってください＼(^o^)／ (2015年8月8日 17時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
まいたろ(プロフ) - 毎日更新楽しみにして読んでました…>_<… ストロベリーホームのしうちゃんが大好き過ぎて終わってしまったのが悲しいです〜！またどこかでストロベリーホームのしうちゃんと出会えるのを待ってます (2015年8月7日 23時) (レス) id: df7fbf0703 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - ストロベリーホームお疲れ様でした！毎回キュンキュンさしていただいてたのに初コメですみません。もう、ミンソクペンの私は毎回ワクドキして読ませていただきました！もし、番外編として続編があったらとっても嬉しいです！完結お疲れ様でした！ (2015年8月7日 22時) (レス) id: 36387df3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» こちらこそ、毎回コメントして迷惑かけてなかったですかね？私もとても楽しかったです。新作も楽しみに待ってますね！素敵な癒やしをありがとございましたm(_ _;)m (2015年8月7日 19時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年7月2日 11時
