恋する2人 ページ26
ヨンジオンニ今日あった事を話した。
ジニオッパの時も相談してスッキリしたけど、やっぱり同性だからだろうか安心感もあって流れる涙はゆっくりとおさまっていく
「その女の子、嫌な奴」
『オンニ』
「あたしその場にいたら引っ叩いてる」
『えぇっ…』
「だって腹立つじゃん、そんな事言われたら」
『…』
「ミンソクは…」
言葉を止めたオンニを見る
優しく笑うオンニはベッドに腰掛けると考えるように目線を上にあげた
「もしその子が言うように映画観に行くにしても…なにか理由あるんじゃないかな？」
『理由？』
「あたしミンソクと2年一緒にいるけど、あの子好き嫌いハッキリしてるし…グイグイ来る女の子苦手なんだよね」
『そうなの？』
「うん、だからさ絶対その子内心嫌だと思ってるね」
人差し指をあげるオンニはどこか得意げだ。
「だけど…行かなきゃいけない理由がある」
『例えば？』
「うーん、この映画行くからもう付き纏うのやめてとか？」
『…ありそうな気もする』
「ミンソクって優しいからそうゆうことしちゃいそうじゃん？」
『…オンニってミンソク君の事よく知ってるんだね』
「え？」
瞬きを繰り返すオンニに自然と唇が突き出る
明らかに嫉妬してるのが丸出しだ。
そんなあたしをオンニはいつもみたいにケラケラ笑って頬を人差し指で押した
「恋する女の子は可愛いねぇ」
『もーオンニ…』
「今日はお互いに嫉妬してばっかだね」
『ははっ確かに』
「今日…Aちゃんに言えて良かった」
『え？』
「ジニさんが好きだって。ほら、やっぱりそうゆう話ができる人近くにいないとなんかさ」
『うん、オンニの言う事分かる』
「だから…Aちゃんの事も聞けて良かった」
2人でクスクス笑う
確かにジュリちゃんも含め恋愛話を余りしたことがなかった
今好きな人がいるのとかも。それはきっと自分達にとって身近な人だったから言えなかったのかもしれない
「Aちゃん、今日はもうお風呂入って寝た方がいいよ」
『うん。そうする』
「一番風呂あげる」
『あははっありがとうオンニ』
「ジュリが入ってたら分かんないけど」
『ふふっ』
「辛くなったらあたしに相談してね？」
『うん、ありがとうオンニ』
泣き出しそうに入ってきたドアを帰りは笑顔で開ける
少し顔洗ってこよう。そう思って脱衣所に向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 441人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
min(プロフ) - ▽まいたろさん コメントありがとうございます！悲しいまで言ってくれて…(;_;)幸せです またしうちゃんと出会えるよう妄想フル回転します！笑 (2015年8月8日 17時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽めぐさん コメントありがとうございます！番外編、続編やっぱりあたしも書きたいです 笑 ぜひ更新した時はまた会いにきてやってください＼(^o^)／ (2015年8月8日 17時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
まいたろ(プロフ) - 毎日更新楽しみにして読んでました…>_<… ストロベリーホームのしうちゃんが大好き過ぎて終わってしまったのが悲しいです〜！またどこかでストロベリーホームのしうちゃんと出会えるのを待ってます (2015年8月7日 23時) (レス) id: df7fbf0703 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - ストロベリーホームお疲れ様でした！毎回キュンキュンさしていただいてたのに初コメですみません。もう、ミンソクペンの私は毎回ワクドキして読ませていただきました！もし、番外編として続編があったらとっても嬉しいです！完結お疲れ様でした！ (2015年8月7日 22時) (レス) id: 36387df3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» こちらこそ、毎回コメントして迷惑かけてなかったですかね？私もとても楽しかったです。新作も楽しみに待ってますね！素敵な癒やしをありがとございましたm(_ _;)m (2015年8月7日 19時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：min | 作成日時：2015年7月2日 11時
