暗闇に落ちる ページ22
「好きな人ができたって話した時、ミンソクオッパがAさんと知り合いだって知ってました」
…オッパ？
「友達もいたけど2人を見たことあるんです」
『知っててあたしに？』
「どんな反応するのかなーって、聞いた時戸惑ってましたよね？」
クスクス笑うナリちゃんにショックが隠しきれない
この子はあたしに…
『なにが言いたいの』
「そぅ！こっから本題と言うかお伝えすることあるんです」
『…』
「あれから進展があって」
……進展？
嫌な感じが一度大きく心臓を打った
「今度デートすることになったんです」
『え…っ』
「映画を見に行くことになりました！」
『…映画』
「あたしが押して押して押しまくったらオッケーしてくれたんです〜しかも初めは嫌そうな顔してたけど、今ではなに観に行くってオッパから」
映画は、映画はあたしとミンソク君が初めて2人で…
あの後電車で…出てきそうな涙を必死に止める。
やだ、絶対この子の前で泣きたくなんかない
「だからあたしの事好きかも、とか自惚れない方がいいですよ？」
『…！』
「男ってしょせんそんなんですから」
『ミンソク君は、違う』
「ふふっAさんまた信用しすぎ〜テウン君のこともあったでしょ？」
『…』
「だって好きな人いるのに他の子とデートに？」
『それはナリちゃんが押して…！』
「でも最終的にオッケーしたのはオッパです」
『…』
「優しいですよね、ミンソクオッパ」
思い浮かぶミンソク君の顔が黒く塗り潰されたみたいにハッキリと見えない
あたしの好きなクシャッ笑う笑顔も怒った顔も、あのキスをした色っぽい顔も…
全てが真っ黒くなっていく
「一緒に住んでるから勘違いするのも分かりますけど」
『…』
「あとで傷つくのAさんですよ？今そうなってるでしょ？」
『…』
「ミンソクオッパはあたしの」
『…ミンソク君は』
あんなに悩んで相談もしてやっと一歩前に出たと思ったのに、またあの暗闇に戻っていく。
せっかく見えたミンソク君が、またいなくなる
「あっ休憩終わっちゃった！」
『…』
「じゃあ、お疲れ様でした」
最後に目が合ったナリちゃんの顔は優越感に浸ったように笑ってた。
ドアが閉まった音が聞こえると同時に持っていた鞄が床に落ちるとなにか割れる音がした、あれは鏡だろうか…ただぼんやりそんな事を思った
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min(プロフ) - ▽まいたろさん コメントありがとうございます！悲しいまで言ってくれて…(;_;)幸せです またしうちゃんと出会えるよう妄想フル回転します！笑 (2015年8月8日 17時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽めぐさん コメントありがとうございます！番外編、続編やっぱりあたしも書きたいです 笑 ぜひ更新した時はまた会いにきてやってください＼(^o^)／ (2015年8月8日 17時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
まいたろ(プロフ) - 毎日更新楽しみにして読んでました…>_<… ストロベリーホームのしうちゃんが大好き過ぎて終わってしまったのが悲しいです〜！またどこかでストロベリーホームのしうちゃんと出会えるのを待ってます (2015年8月7日 23時) (レス) id: df7fbf0703 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - ストロベリーホームお疲れ様でした！毎回キュンキュンさしていただいてたのに初コメですみません。もう、ミンソクペンの私は毎回ワクドキして読ませていただきました！もし、番外編として続編があったらとっても嬉しいです！完結お疲れ様でした！ (2015年8月7日 22時) (レス) id: 36387df3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» こちらこそ、毎回コメントして迷惑かけてなかったですかね？私もとても楽しかったです。新作も楽しみに待ってますね！素敵な癒やしをありがとございましたm(_ _;)m (2015年8月7日 19時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年7月2日 11時
