嘘つき呼ばわり ページ3
ミンソク君がいる居酒屋に向かいながら食材のリストが書いてある紙を読む
明日はジニさんも来るんだよね…確かに結構な量買わなきゃいけなさそう。
17時10分前にお店の裏口に着いた
ミンソク君はまだ仕事中だしメール送っておこう！
「あれ、ミンソクさんの彼女さん！」
突然聞こえた大きな声に肩が跳ねる
ミンソク君の彼女？嘘…今いるの？どうしよう振り向けない…
「彼女さん？どうかしたんすか？」
『えっ』
肩に置かれた手に顔をあげると目に溜まった涙がポロッと頬に流れた
「うぇぉぉっ！なっ、泣いて！どうしたんすか！？どっか痛いんすか？」
『あっあの…』
「待って下さい！ハンカチ、あぁっ俺持ってない！」
『あの、大丈夫ですから』
「ミンウ中まで聞こえてるんだけど、うるせー」
「ヒィッ！ミンソクさんっっ！」
裏口から顔を覗かせたミンソク君と目が合う。
あたしがいることにビックリしたのか口と目が大きく開いて固まった
「泣かしたの俺じゃないっす！ヒィすいません！」
「…泣かした？」
眉間にシワを寄せ睨むミンソク君に男の子は両手と頭を左右に振りながらあたしの後ろに縮こまる
とは言っても男の子は背が高いからあたしの頭の上には顔がひょっこり出てる状態だ
「ミンウなにかしたのか？」
「しししてません！断じてしてません！」
『ミンソク君大丈夫、本当に』
裏口から出てきたミンソク君はあたしの顔を見ると頬に付いた涙の水滴を親指で拭った
なぞった頬が熱くなる
「でも泣いた？」
『これは、目にゴミが入っただけ…』
「そう」
「あのー、俺もいるんで」
パッと2人の間の距離が少し離れてミンソク君は男の子の肩を思いっ切り叩いた
「いっって！痛いすよミンソクさん！」
「デカい体で女の子の後ろに隠れんなよ」
「ミンソクさん怖いんすもん！はぁでも彼女さん目にゴミ入っただけなんすねー良かった。あ、でも目にゴミ痛いっすよね。良かったじゃないか…」
『彼女…』
「え？」
『あたしの事…？』
「えぇ？他に誰がいるんすか」
「ミンウ、だから友達だって」
「いやいや嘘っしょ！」
距離を取ってあたし達を交互に見るミンウさんは1人で自問自答をしてる
『彼女いるかと思った…』
「俺？いないよ」
『…』
「Aちゃんは彼氏いないよね？」
『うん』
「良かった」
『え？』
「いや、嘘っすねやっぱ！」
「まだ言ってんのかよ」
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min(プロフ) - ▽まいたろさん コメントありがとうございます！悲しいまで言ってくれて…(;_;)幸せです またしうちゃんと出会えるよう妄想フル回転します！笑 (2015年8月8日 17時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽めぐさん コメントありがとうございます！番外編、続編やっぱりあたしも書きたいです 笑 ぜひ更新した時はまた会いにきてやってください＼(^o^)／ (2015年8月8日 17時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
まいたろ(プロフ) - 毎日更新楽しみにして読んでました…>_<… ストロベリーホームのしうちゃんが大好き過ぎて終わってしまったのが悲しいです〜！またどこかでストロベリーホームのしうちゃんと出会えるのを待ってます (2015年8月7日 23時) (レス) id: df7fbf0703 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - ストロベリーホームお疲れ様でした！毎回キュンキュンさしていただいてたのに初コメですみません。もう、ミンソクペンの私は毎回ワクドキして読ませていただきました！もし、番外編として続編があったらとっても嬉しいです！完結お疲れ様でした！ (2015年8月7日 22時) (レス) id: 36387df3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» こちらこそ、毎回コメントして迷惑かけてなかったですかね？私もとても楽しかったです。新作も楽しみに待ってますね！素敵な癒やしをありがとございましたm(_ _;)m (2015年8月7日 19時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年7月2日 11時
