もしも今すぐ会えるなら ページ18
夏が終わり少し肌寒くなったキッチンテーブルでトーストに噛り付く
壁に掛けてあるカレンダーを見るとAちゃんと喋らなくなってもう5日も経つんだと思った
避けられてるのは分かってる
でもちゃんと伝えたい、好きだからキスしたんだよって。
「はぁ…」
『…おはよう』
ビクリと体を揺らして顔を上げる
久しぶりに一瞬だけどAちゃんと目が合った。
それだけでじんわり暖かくなってドキドキする
「お、おはよう」
口元だけぎこちなく微笑んだAちゃんはトーストを焼くためにキッチンに向かった
あぁ早く話さないと！今しかチャンスがない！
そう思ったら慌てて飲んだコーヒーにむせて咳が止まらない、こんな時に…！
『…大丈夫？』
「だいっゴホッ、大丈っ…」
『本当に？』
「うっ、ん…っAちゃん
「おっはよー！」
『ジュリちゃんおはよう』
「オンニあたしのパンも焼いて〜」
『うん』
「ゴホッ！…っ！」
「オッパ大丈夫？」
なんて大事な時に…！
「ミンソクー」
「…はよ、ルーハン」
「なんかやつれた顔してんな」
結局ジュリが来たことによってAちゃんと話せる機会を逃した。
いや、それ以前にあの時コーヒー飲んでなければ…
「そうえば、一昨日Aちゃんと駅で会ってさ」
「へぇ」
「ミンソクの事聞かれた」
「…俺のこと？」
「うん、ミンソク君ってどんな人ですか？って」
Aちゃんの真似をしたのだろう、ブリッとしたルーハンを睨んで肩を叩く。全然似てない
「それで思ったわけよ、あーミンソクが最近落ち込んでるのもAちゃんとなんかあったんだって」
「…」
「で、なにがあったの？」
「…言えない」
「なんでだよー！？」
「言わない」
普段よく開いてる口をグッと閉じる
そんな俺の姿に絶対言わないと確信したのかルーハンは少しムスッとしながら紙パックの牛乳を飲んだ
「でもさ、Aちゃんがそうゆう事聞くってことはミンソクが気になってるってことじゃないの？」
「…」
「Aちゃんと住んでどのくらいだっけ」
「5ヶ月くらい」
「もうそんなんになるのかーで、ミンソクが好きになったの早かったよな。1ヶ月経つか経たないかくらい？」
「多分」
もうそんなに経つのか。
初めて会った時楽しくなるだろうとは思ったけど、まさかキスして気まづくなるなんて考えもしなかったな…それにこんなにも好きになるなんて。
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min(プロフ) - ▽まいたろさん コメントありがとうございます！悲しいまで言ってくれて…(;_;)幸せです またしうちゃんと出会えるよう妄想フル回転します！笑 (2015年8月8日 17時) (
レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽めぐさん コメントありがとうございます！番外編、続編やっぱりあたしも書きたいです 笑 ぜひ更新した時はまた会いにきてやってください＼(^o^)／ (2015年8月8日 17時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
まいたろ(プロフ) - 毎日更新楽しみにして読んでました…>_<… ストロベリーホームのしうちゃんが大好き過ぎて終わってしまったのが悲しいです〜！またどこかでストロベリーホームのしうちゃんと出会えるのを待ってます (2015年8月7日 23時) (レス) id: df7fbf0703 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - ストロベリーホームお疲れ様でした！毎回キュンキュンさしていただいてたのに初コメですみません。もう、ミンソクペンの私は毎回ワクドキして読ませていただきました！もし、番外編として続編があったらとっても嬉しいです！完結お疲れ様でした！ (2015年8月7日 22時) (レス) id: 36387df3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» こちらこそ、毎回コメントして迷惑かけてなかったですかね？私もとても楽しかったです。新作も楽しみに待ってますね！素敵な癒やしをありがとございましたm(_ _;)m (2015年8月7日 19時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min | 作成日時：2015年7月2日 11時
