食事会?のお誘い ページ10
閉店時間になったため店内にお客さんが居ないことを確認すると入り口のドアを閉めた
『お疲れさまで〜す』
「お疲れ様!」
『今日は忙しかったですね』
「本っ当、足パンパン」
『帰ったらマッサージしなきゃ』
「あっAちゃん」
『はい?』
「明日暇?ご飯行かない?」
『ご飯ですか?』
サラさんが手の作業を止めるからあたしも止まってしまう。
そしてサラさんが人差し指をピンッと立てた
「食事会行かない?」
『食事会?』
「4対4」
『それって…いや、あたしそうゆうの苦手…』
「分かってる!でもあと1人足らないの!」
『数合わせじゃないですかぁ』
「Aちゃん彼氏いないでしょ?」
『…いないですけど』
「はい決まり!」
『ちょ、ちょっとサラさん』
「明日あたし仕事遅番だからそれからね」
『話進めないでくださいよ〜本当苦手で』
レジの周りでバタバタするあたしに再びサラさんが人差し指を立てる。
お決まりのポーズになったらしい
「相手は22から30。もちろんみんな社会人。イケメンらしい」
『そんな文字並べられても…』
「とりあえず行こう」
『…』
「座ってるだけでいいからぁ〜」
『…』
断れないあたしもあたしなんだろう。
はぁ〜緊張するな〜明日嫌だなぁ〜
「ヌナどうしたの?」
『うん?』
「元気なさそう」
『うーん、元気ないってゆうかぁなんとゆうか』
「ん?」
その時テーブルに置いてあったあたしの携帯が鳴り出す。
ディスプレイには昨日の夜見た彼の名前
「ミンソクヒョンだ」
『もしもし?』
《今時間大丈夫?》
『ふふっ大丈夫だよ』
「ヒョン〜」
《イーシン?》
『うん、代わろうか?』
《うん》
携帯をイーシン君に渡すと嬉しそうにニッコリ笑う
「ヒョンーヒョンー会いたいよぉー」
《ははっ明後日帰るからそれまで我慢して》
「そっち楽しー?」
《楽しいよ。今日ルーハンと分かれて試合して俺のチーム勝ったし》
「さすがヒョン!」
《だろ〜?わっなんだよ!》
「ヒョン?」
《やめろってルーハン!勝ったの俺なのは本当だろ?!》
「…」
『どうしたの?』
「ルーハンヒョンが邪魔してきた」
『え?』
「ヒョンじゃあね!」
《えっ待ったイーシン!…Aちゃんにかわ
イーシン君がブチリとボタンを押してあたしに携帯を返す。
『切って大丈夫だった…?』
「うん、もぅ知らない〜」
あたしはまだ話したかった…ってなんかこの雰囲気言えない
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min(プロフ) - ▽友菜さん コメントありがとうございます(T∀T)やる気でます〜更新頑張りますね! (2015年7月16日 10時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
友菜(プロフ) - 続き楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2015年7月15日 17時) (レス) id: 65b0059e5a (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» ミンウ君もタイプです(笑)可愛い元気系な男の子イメージです!minさんもスジュペンですか!!私もエルプで天使ペンです(*´∀`*)SMT行かれるんですね!私も月曜日参戦ですよ。楽しみましょうね! (2015年7月1日 0時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽あゆさん ありがとうございますー(人;_;)ですよね、タックルかまして行くのに 笑 自分で書いててバイト先のミンウ好きです!どっかでまた出したいです 笑 (2015年6月30日 16時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» あーー!!キュンキュンが止まりません 笑 minさん素敵な展開に感謝します(^^)身近にいたら私も玉砕覚悟で告白するのに!!ヒロインちゃんの酔っぱらい加減にも何故かときめきました!バイト先の男の子も可愛かったです。そろそろ狼になりますかねミンソク君(o´罒`o) (2015年6月29日 15時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:min | 作成日時:2015年5月30日 11時