再び繋いだ手 ページ5
「うわーやっぱ人すご」
「2日目だからって関係ないわね」
「みんなはぐれたら電話ね!」
「これ繋がるの?」
「あ!焼きそば見っけ」
「その前にビール買わなきゃダメだって」
「りんご飴〜」
「まだ早いだろ」
こうゆうのは性格がやはりでるらしくチャニョル君とヨンジオンニは先頭をズンズン歩いてイーシン君とジュリちゃんは辺りをキョロキョロ見渡して、その姿を追いかけるあたしの後ろにはミンソク君がいる
『ミンソク君はなにか食べたいのある?』
ボーっとしてたのか突然振り向いたあたしにビックリしたミンソク君は目を大きく見開いた
「あー、俺はみんなが食べたいの食べるよ」
ミンソク君らしい答え
『じゃあ焼きそば食べよう』
「うん」
『あーわたあめも食べたいなぁ〜ジャガバターもある』
「全部食べればいいよ」
『うん!そうだね、そうしよう!』
たくさん買ってその都度立ち止まって食べたり歩きながら食べたり、足に口に動きが止まらない
『わたあめ!』
「ヌナ〜僕も食べたい」
『買おうイーシン君!』
イーシン君とどのキャラクターの袋にするか選んで早速わたあめを2人で食べる
「美味しい」
「オンニあたしも頂戴」
『あーん』
「あー」
『ミンソク君も食べる?』
「うん」
ジュリちゃんにしたようにわたあめをちぎってミンソク君に”あーん”と差し出す
ミンソク君が一瞬固まって目を泳がせた姿を見て自分の行動が急激に恥ずかしくなった
『あっごめん、これじゃあれだよね』
慌てて袋の方を差し出そうとするとちぎったわたあめを持った手首を掴まれ、そのままミンソク君はちぎった方のわたあめを食べた
心臓が跳ね上がりそうなくらいドキドキしてミンソク君の手が離れたと同時に指に付いたわたあめを口に運ぶ
「…それやっちゃダメ」
『え?』
それ以上なにも言わなかったミンソク君になにがダメだったのか分からないまま先を急ぐみんなに着いて行った
「さすがに中心は混むわ」
「イーシンオッパ腕掴んでいい?」
「うん」
確かに背の小さいジュリちゃんは誰かに掴まっとかないと危ない。そう思っているとあたしの右手に手が重なった。もちろんその人はずっと隣にいたミンソク君であの電車の出来事を思い出した
「逸れたらいけないから」
『…うん』
「嫌?」
『嫌じゃ…』
ミンソク君の右側の口角が上がる
あぁもう、なんでそんな意地悪そうな顔するかな!
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min(プロフ) - ▽友菜さん コメントありがとうございます(T∀T)やる気でます〜更新頑張りますね! (2015年7月16日 10時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
友菜(プロフ) - 続き楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2015年7月15日 17時) (レス) id: 65b0059e5a (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» ミンウ君もタイプです(笑)可愛い元気系な男の子イメージです!minさんもスジュペンですか!!私もエルプで天使ペンです(*´∀`*)SMT行かれるんですね!私も月曜日参戦ですよ。楽しみましょうね! (2015年7月1日 0時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽あゆさん ありがとうございますー(人;_;)ですよね、タックルかまして行くのに 笑 自分で書いててバイト先のミンウ好きです!どっかでまた出したいです 笑 (2015年6月30日 16時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» あーー!!キュンキュンが止まりません 笑 minさん素敵な展開に感謝します(^^)身近にいたら私も玉砕覚悟で告白するのに!!ヒロインちゃんの酔っぱらい加減にも何故かときめきました!バイト先の男の子も可愛かったです。そろそろ狼になりますかねミンソク君(o´罒`o) (2015年6月29日 15時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:min | 作成日時:2015年5月30日 11時