着信 キムテウン ページ23
映画を観終わり電気の眩しさに目を閉じる
あー泣きすぎて頭痛い…
「ちょオンニ泣きすぎ!」
「ヌナ、メイクとれてるよ〜」
「パンダだパンダ」
『うそ!』
慌てて鏡を見ようとも手元にも近くにもない
その横で冷静に何枚目かのティッシュを取ったミンソク君は再びあたしの目元を優しく拭いていく
「Aちゃんの世話係みたいだねミンソク」
「オッパってそうゆうとこあるよね」
「そうそう世話好きって言うかほっとけないって言うか」
どうやら集中してるミンソク君にはみんなの声が聞こえてないらしい。
目元に落ちたメイクをジッと見つめられて恥ずかしすぎるしこんな顔見られるなんて…余計泣ける
「うん、だいぶ取れた」
『あ…ありがとう』
「ん、」
テーブルに置いてあった携帯が鳴って画面をみる
キム…
「キムテウン?」
後ろから名前を出したイーシン君は画面を覗き込んで出ないの?と首を傾げる
一度視線を周りに向けると隣にいたミンソク君も、まだソファーに座ってたチャニョル君も固まったままあたしをジッと見ていた
『あっうん、出る。ちょっと部屋行くね』
チャニョル君の横を通り過ぎる時あの大きな瞳が細められたような気がした
「キムテウンって誰だろー?」
「あれじゃない?この前ご飯言ったさ」
「え!ヌナ男の人とご飯行ったの?」
「あーイーシン知らないんだっけ?行ったんだよ」
「え〜そんなぁ〜」
「でも番号交換しなかったし、なんもないって言ってた」
俺の声にヨンジヌナが笑う
「それはわっかんないよ〜だって職場の人と一緒だったんでしょ?連絡先なんて聞きだせるじゃない」
「…」
「オンニの事気に入った人いたのかな?」
「ありえる!だって興味なかったら連絡なんてしないでしょ?」
「オンニ、彼氏出来ちゃうかなー」
ソファーから立ち上がったミンソクヒョンの表情を伺う。
唇はグッと閉じられ目は下を向いて伏せてる、無表情なそれは確実に怒ってる顔だ
ヨンジヌナとジュリが楽しそうに話す中ミンソクヒョンは真っ直ぐに自分の部屋に向かう
「ヒョ…
触れた腕はミンソクヒョンに軽く振り払われダラリと手が落ちた
261人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
min(プロフ) - ▽友菜さん コメントありがとうございます(T∀T)やる気でます〜更新頑張りますね! (2015年7月16日 10時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
友菜(プロフ) - 続き楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2015年7月15日 17時) (レス) id: 65b0059e5a (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» ミンウ君もタイプです(笑)可愛い元気系な男の子イメージです!minさんもスジュペンですか!!私もエルプで天使ペンです(*´∀`*)SMT行かれるんですね!私も月曜日参戦ですよ。楽しみましょうね! (2015年7月1日 0時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - ▽あゆさん ありがとうございますー(人;_;)ですよね、タックルかまして行くのに 笑 自分で書いててバイト先のミンウ好きです!どっかでまた出したいです 笑 (2015年6月30日 16時) (レス) id: e86157425c (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - minさん» あーー!!キュンキュンが止まりません 笑 minさん素敵な展開に感謝します(^^)身近にいたら私も玉砕覚悟で告白するのに!!ヒロインちゃんの酔っぱらい加減にも何故かときめきました!バイト先の男の子も可愛かったです。そろそろ狼になりますかねミンソク君(o´罒`o) (2015年6月29日 15時) (レス) id: 9f516f8dbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:min | 作成日時:2015年5月30日 11時