８時間目 ページ11
.
＊＊＊＊＊＊
「機嫌、悪いの？」
あ、ジユン
いつからそこにいたのか、
ジユンが後ろのジョンデの席に座って
俺の方を心配そうに見てた
くるっと見渡すと職員室は俺たち2人だけで
そんなことにも気づかないくらいボーッとしてたってことがわかる
「なんで？」
「ナムジュン先生が気にしてた。ミンソク先生がイライラしてるっぽいって。」
……ナムジュン。
さっきトイレで会ったっけ
「してないよ」
「そ〜？」
くるくると回転椅子を回してジユンが背中を向ける
「今日は、うち来れそう？」
今日、か。
別に絶対やらなきゃいけないこともたまってないし
「ミンソク先生、今週も忙しいんですかぁー…？」
先週は1回も行けてなかった
「文化祭も終わったのにねぇ」ってジユンの小さな愚痴がチクチク刺さる
「行くよ。終わったら」
そういうと、くるっと振り返って
わかりやすくキラキラな顔して「やったー！」って嬉しそうな顔をするから
ちょっとさっきとは違うチクチクが胸の奥に残った
なんだ、これ
「じゃー、私帰ってるね！夜ご飯なにつくろっかな〜〜」
るんるん弾むように帰ってくジユンに軽く手を振って
さ、俺もちょっとしたらジユン家に帰ろう〜って
ジユンが直していかずこっちを向いたままのジョンデの椅子を元に戻した
、、、ん
デスクの上に載ってる3年3組のクラス写真
その隣には2年1組そしてその隣には1年3組
写真の中で、生徒に混じってちょっとずつ若いジョンデが八の字眉毛でニコニコ笑ってる。
・・・・あ、いた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 611人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
苺大福(プロフ) - ミモザさん» こちらこそありがとうございます！ミンソク先生好きでいてくれて嬉しいです…涙涙わたしのブームが続く限りひっそりと更新続けるので、一緒にきゅんきゅんしてもらえたら嬉しすぎます・・！！＞＜ (2020年11月2日 11時) (
レス) id: 70597e30d2 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - ほにょなさん» ありがとうございます！！最近ミンソク先生ブームなので書き溜めてたものに手を加えているんですけど、わたしもそこで悶えてました…(笑)一緒にときめいてもらえて幸せすぎます…！！引き続き更新頑張ります＾＾ (2020年11月2日 11時) (レス) id: 70597e30d2 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - HAPPAさん» HAPPAさん……こちらこそいつも感謝しかないです・・！こんなマイペース更新なのに変わらずありがとうございます！！おかげで妄想が捗ってます(笑) (2020年11月2日 11時) (レス) id: 70597e30d2 (このIDを非表示/違反報告)
ミモザ(プロフ) - 更新、お疲れ様です&ありがとうございます！大好きなミンソク先生のお話がまた読めるなんて、嬉しすぎて仕事中ずっと、ニヤニヤしてしまいました。嗚呼ーーーー！ミンソク先生ー！好きって！反則ですよ！キュン死しました！続き楽しみにしてます！ (2020年10月27日 2時) (レス) id: 8adad26fa0 (このIDを非表示/違反報告)
ほにょな(プロフ) - 苺大福さんが手掛けるお話がなによりも大好きです！！久しぶりの更新ありがとうございます(^^)ミンソク先生遂に好きって言葉にした時ウッ！！って声が出てしまうくらいきゅんとしました！ (2020年10月27日 0時) (レス) id: 082fdb177d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺大福
| 作成日時：2019年8月17日 23時
