ミンソク先生に騙されません４

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結局全然違うってわかるの
結局ミンソク先生じゃないんだって
ミンソク先生はそんな簡単に家に泊めたりしないし
自分の仕事を中断してくれたりしないし
わたしよりもいつも一枚も二枚も上手で…




ほら、
ねえ、先生…

わたし少しも先生のこと忘れられてないよ
オセフンが側にいたって
わたしはいつもミンソク先生の想い出とだけ一緒にいるから



”先輩、”

”誰のこと待ってるんですか？”





待ってない
別に 待ってはない

先生は、わたしに嘘ついてジョンデ先生に嘘ついて
それでこっそりオセフンにまでお願いしてて
全部わたしのために、してくれたことだってわかるから


自分の気持ちしか考えてなかったわたしが
先生にものすごく迷惑かけた

先生が 気持ちを受け取ってくれないことに
ワガママになってただけのわたしが
わたしの軽はずみな行動が
先生の人生を台無しにした



バチが当たったんだ

だから、
また会いたいなんて 会って欲しいなんて
そんな贅沢なこと願う資格ないってこと
ちゃんとわかってる




”あとはお前に頼んだからなって”



先生、ごめんね

先生のこと好きになっちゃって ごめんね




”いいじゃん、オセフン”

”それでどうしたの？告白”



こんな時でさえ、
あー、ミンソク先生にとってわたしは本当に
生徒だったんだなあって


こんな気持ちになって、ごめんね









ブー

裏返しにしていたスマホが震え出す


、、オセフンかな？
いつもの、家つきましたか？ってやつかな

…はー。ごめん、オセフン
もういい加減、わたしのことなんて忘れていいんだよ


、、、？


スマホをひっくり返して画面に表示されてるのは
予想外の名前で



ちょっと考えて
メッセージをスライドした



”それはA先輩が一緒に行ってくれないから”

”２人でいる時くらいギョンスって呼んでもいいんじゃないかなって”






あの先生とオセフン以外なら
誰でもいいから今、誰かと一緒にいたかった


元気なフリでもしたかった





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