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ガラリと変わった学園生活。
何も楽しい事がなくなった。
好きな人がいなくなるっていうのは、こんなにも人生の色が変わるものなのか。
「ミンソク先生」
「ん？どした？」
その笑顔も全部
化けの皮
「今日の補修休みます」
「体調悪い？」
「とっても。」
「そっか。わかった。ゆっくり休めよ」
涙が出そうになる
むかつく。
むかつくむかつくむかつく
「ミンソク先生？」
「ん？なに？」
「他の生徒にも言いましょうか？ミンソク先生の補修には出ないようにって」
「え？」
「必要以上に働くの、嫌ですよね？お金もらえないし」
先生の目が泳いだその一瞬が
わずかに残ってた0.1%の期待を粉々に崩した
「……ん？」
聞き間違いだったんじゃないか・・っていう期待
「基本時間以上働いても手当てなんてほんのちょっとしか出ないんですよね？それなら補修もすごくダルかったですよね。」
「周りにはわたしから言っておきますよ。ミンソク先生、ボランティアはごめんだって言ってたよって。」
「あー、でもそれで人気がなくなったら困りますか？教師なんて人気商売？だっけ」
「なんの話？」
・・・うける。
ここにきてその返事
「一昨日、お酒飲んでましたよね。先生、ベクって男の人と。」
目つきが、変わる。
バカみたい。
さあ、どうするんだろう。
ごめんね、とか言うのかな。聞かなかったことにして、とか？
・・・うけるんだけど
「それじゃ、さようなら」
せいぜい
焦ればいいよね
「補修は特別活動としてちゃんとプラスが出てるんだよ」
・・・え？
耳を疑って、ゆっくり振り返ると
ミンソク先生は普通の顔してた
「だから大丈夫。心配してくれなくても」
いたって普通の、顔
「・・認めるってことですか。自分が言ったこと」
「まー、別に。変に弁解しても。」
「………」
「だから補修は大丈夫だよ。サッカー部の顧問とはまた違う話」
“センセーも仕事だからね。ボランティアじゃないから”
「気遣ってくれてありがとね」
なに、この人…
なんでそんな余裕でいられるの？
「サイテー。このことみんなに言ったら先生の人気も終わりますよ」
「言えばいいよ。言いたかったら。」
は？
「誰も信じないと思うけど。」
「っていうかさ、あの店。未成年禁止だよね。そこらへんは大丈夫？」
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さらんへしうちゃん - 面白すぎて何度も読み返してます笑笑流石としか言いようがありません！ (2021年11月18日 0時) (
レス) id: 1309f36fa1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこたん(プロフ) - コメント失礼します！！応援します✨ (2021年11月13日 15時) (レス) @page18 id: d1f46be94a (このIDを非表示/違反報告)
ミリ(プロフ) - とっても面白いです！4のパスワード教えて下さい！ (2017年9月22日 17時) (レス) id: 73c423fce5 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 初めまして！とっても面白いですし、ハラハラドキドキします！ミンソク先生のギョンスなのですか？(・・?) (2017年7月6日 11時) (レス) id: d6b88236ef (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - 砂糖さん» いつもありがとうございます〜！！！ほんとですか？？甘さ控えめのミンソク先生が続くかもしれませんが、一緒に夏を乗り越えてもらえたらうれしいです・・！(笑) (2017年7月6日 0時) (レス) id: 9becb7d217 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺大福
| 作成日時：2017年6月20日 17時
