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「そこに座ってんのは俺の隣に座りたくないから？」
「……そうゆうわけじゃ、、」
「じゃあどうゆうわけ？」
「だって、シウミン先輩が、タオと仲良しだから…」
「だから？」
「…………」
かぁ〜っと顔が熱くなる
言えない、冷静になったらこれ以上言えない
だいたいわかるじゃん、仲良しだからって言えばさ、だいたいさ、
「俺の横が嫌なの？」
嫌じゃない、嫌なんじゃなくて、、、
「…まーいいよ。座りたいとこに座れば。」って頬杖をついて
資料に目を戻すシウミン先輩
座りたい、とこ……
…そろそろと、お尻を左に滑らせる
「、、、、ここ。」
「…………」
「本当は最初からここに座りたかったの」
「まったく」
頬杖をついたまま、呆れた顔してこっちを見て
「お前は本当によくわかんないやつだなー」って笑ってる
……きゅん
「わかりやすいよ、わたしってほんとに」
駆け引きとか、できないタイプだし
ジョンデへの気持ちだって周りにバレバレだったし
…そうだよわたし、ジョンデにずーっと一途だった。
なのに、なんでこんな…
「お前の自己分析はアテになんないかんな〜」
「なによう」
「我慢強いって？お前が？」
「それは他己分析もあるんです！いつも言われてたもん」
“困ったことがあったらすぐに言うんだよ？Aは…”
Aは……
「Aは、溜め込みやすいから…って」
ジョンデ……
「へえ。それなに、お前が好きなやつに言われたの？」
どきっ
「まあ、はい…」
「ふーん」
変なとこ鋭いな、この男
「幼なじみだっけ？」
「うん」
「そっか。じゃあそうなんだろうな。」
「え？」
そんなアッサリ？
「何年も側で見てるやつがそう言うならそうなんだろ」
それだけ…？？
あー、そうだよね、先輩は別にわたしの好きな人が誰だろうと全然どうだって、、ん！！
いきなり先輩に
ぎゅうってほっぺを潰される
「なにすん、
「俺といる時は それじゃだめ」
・・・・・・・え
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ゆん(プロフ) - もう何回読んだかわかりません（ ; ; ）苺大福さんのお話本当に深くて大好きです！他のお話もリピしてます 笑笑これからもよろしくお願いします＾＾ (2018年1月15日 18時) (
レス) id: 8a67d211b3 (このIDを非表示/違反報告)
RORO - 私、今まで結構沢山読んでいるんですが、これが一番好きになりました！ (2017年11月24日 6時) (レス) id: bc37020fbb (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 切なくて素敵なお話でした…。ありがとうございました。 (2017年8月16日 0時) (レス) id: a9e60dd8f4 (このIDを非表示/違反報告)
lapislazulifl(プロフ) - こんなに綺麗に物語を描ける人は中々いないと思います。伏線も最後に回収されて、何度も読み返したくなりその度にうるるっときてしまいました。素敵な話に出会えて幸せです。本当にありがとうございます。 (2017年7月24日 3時) (レス) id: fd19591df6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんす(プロフ) - 大好きです。 (2017年4月27日 0時) (レス) id: 256335f560 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺大福
| 作成日時：2017年3月14日 22時
