２８−１４ ページ20
.
「シウミン先輩！！」
セフンのとこに行くって言うタオと別れてシウミン先輩を待ったけどなかなか戻ってこないから、ひとりで探しまわってみたら、
先輩はまだ保管庫にいた
「うわ、なんだお前、息切れして」
「先輩なんで戻ってこないの？仕事？」
「ん？あーー、んー。まあ、ちょっとな。」
って先輩がパタンとファイルを閉じた
「タオと一緒にいろって言ったよな？」
「だってタオがセフンのとこ行っちゃったからー」
「…あいつはーったく、しょうがないなー」
「ねえねえ先輩！わたしね！
「A、」
早くさっきの名案を伝えたくてうずうずしてるのに
シウミン先輩に遮られた
「なんか腹減ったな〜〜」
えーー？
「先輩お腹減ったの？」
「あれ食べたいなぁーー」
「えー、今ー？」
「だって俺今仕事終わって疲れてんだもん。」
そんなことより大事な話があったのにーーー
モカパン買いに行ったら時間かかるじゃんーーー
「ねー、Aお願い、ちょっと買ってきてよ」
、、、もう、しょうがないなぁ〜〜
「んー。わかった！それならお店閉まっちゃう前に行かないと」
「悪いなぁ。その代わり向こうでゆっくりしてきていいから」
無理無理！
ゆっくりなんてしてらんないの！
こっちは早く先輩に話したくてたまんないんだから！！
「たくさんは買えないからね！行ってきまーす」
「ん〜気をつけてなー」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 631人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆん(プロフ) - もう何回読んだかわかりません（ ; ; ）苺大福さんのお話本当に深くて大好きです！他のお話もリピしてます 笑笑これからもよろしくお願いします＾＾ (2018年1月15日 18時) (
レス) id: 8a67d211b3 (このIDを非表示/違反報告)
RORO - 私、今まで結構沢山読んでいるんですが、これが一番好きになりました！ (2017年11月24日 6時) (レス) id: bc37020fbb (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 切なくて素敵なお話でした…。ありがとうございました。 (2017年8月16日 0時) (レス) id: a9e60dd8f4 (このIDを非表示/違反報告)
lapislazulifl(プロフ) - こんなに綺麗に物語を描ける人は中々いないと思います。伏線も最後に回収されて、何度も読み返したくなりその度にうるるっときてしまいました。素敵な話に出会えて幸せです。本当にありがとうございます。 (2017年7月24日 3時) (レス) id: fd19591df6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんす(プロフ) - 大好きです。 (2017年4月27日 0時) (レス) id: 256335f560 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺大福
| 作成日時：2017年3月14日 22時
