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「僕ですー。ギョンスですー」
うおおおおおおい
あ、気づいた
こっち見た
ドッドッドッドッ
ドックン、ドックン
先輩が手を挙げるのに合わせて隣で裏切り者の後輩も手を挙げた
っはー、はー、はー、はー、
「どうしたの？」
「か、かこきゅ、ぽ、い…」
「……鼻息荒いと嫌われるよ」
ひっ！
嫌われるよ…嫌われるよ…きらわ、、れ、、
「ギョンス！おつかれー。」
今日初のミンソク先輩、、ご対面です…
しかも前髪有りーーー…死ぬーーー
心の準備ないと死ぬやつ、、
「あれ、あ、Aちゃん。」
あゝ…Aちゃん…って
「たまたま学食前で会ったんですよ。」
Aちゃん、Aちゃん、、
「そうなんだ。おつかれ、Aちゃん」
かっこいいな…やばいな、、はぁ
どんって背中に地味な喝をいれられて
液状化しかけてた魂を呼び戻す
「おつかれさまです。先輩」
「うん。久しぶり、、でもないかな？えっと」
そうです先輩
月曜のお昼休みに購買で遭遇して、人多かったからミンソク先輩が止まれなくて
「あー」ってごめんねって顔しながらもバイバイって手を振ってくれたのが最後なので
3日ぶりですよ、先輩
「こないだ、ちらっと会いましたよね〜。いつだったかな？えへへ」
月曜日です
「ミンソク先輩、ここで誰か待ってるんですか？」
どっきん！
彼女じゃありませぬように彼女じゃありませぬように彼女じゃ
「いやー。生協で立ち読みしちゃったら時間結構経っててさ。バス乗ろうか歩こうか悩んでたとこ。」
ヨカッターー
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作者名：苺大福
| 作成日時：2016年2月13日 3時
