すのーどろっぷ (ページ39)

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後悔、、かあ
先輩が卒業しちゃったら、、わたしはどうやって先輩に会えばいいの？
いや、春休みに入った時点で、もう学校じゃ会えないよ
今日みたいに、こうやって？彼女でもないのに？

…彼女になったら、当たり前に毎日、会えるんだよね・・・

『Aちゃん』
『あははっ』
『へ～、そうなんだ』

当たり前に、笑いかけてくれるんだよね…

わたし、今日がこのまま終わって、後悔しない？

『ミンソク先輩の彼女になれる方法、一緒に考えよう』
『頑張んなよ、A』

後悔…したら、だめだ…！！

「先輩、」

クリスマスだ。今日は
わたし、今、ミンソク先輩の隣にいるんだ
先輩のキラキラした瞳に、今はわたしがうつってるんだ

女から告白するのは嫌だとか、そんなのもう関係ない

「わたし、」

“大丈夫だよ”

「わたし、先輩のことが…………すきです」

『あの人！名前なに？』
『……ミンソク、だけど』
『ミンソク？』
『キムミンソク』
『ミンソク、先輩……』

「よかったら、付き合ってください…」

…い、言った
言った、わたし。

告白した・・・・

先輩のきれいな瞳が、一回、二回、、瞬く

こわいくらい、時間がゆっくりだ

スローモーションみたいに
先輩の唇が動いた

「ごめん」

・・・・え
いま…なんて…？

「Aちゃんとは、付き合えない」

『これは絶対いけるよ』
『クリスマス二人で会うってそれもう好きってことじゃん』

「ごめんね」

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