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４限が終わるやいなやガンダッシュでカフェに到着して
息切れしながらギョンスを見つけてがっかりした
「ぬな〜。お昼食べないんですか〜。」
重大な話があるって昨日ラインしたってのに
「お腹すかないんですか〜」
ここまで光の速さで走ってきたってのに
「なんかぬな、一言も答えてくれませんねえ。ギョンスひょん〜」
なんで今日に限って後輩も一緒にいるのよ！
間の悪いやつ！！！
「A先輩どうかしたの？」
どうかしたのじゃないよばか
「今日はセフンもお昼一緒なの？」
「だってジョンインが今日さぼるから僕ひとりなんですよ〜」
「あーへーそうなんだ〜」
ばかジョンイン！なにさぼってんだよ
しゃべったことないけど
「僕お邪魔でした〜？」
にやにや鼻の下のばしてるセフンに「何言ってんの、そんなわけないよ」って頑張って真っ赤な嘘をついた
邪魔だよ！すっごい邪魔！
ギョンスのあほんだらー！
ブブブ・・
“A―、学校着いたけど”
あ！ユイ！！！！
「先輩？話って何「ごめんわたし用ができたから行くわ！」
「え？」
「セフンまたね！」
「あ〜い」
わざとギョンスの顔は一度も見なかった
ふーん！だってセフンが居たらミンソク先輩の話できないじゃんばか！！
「A！」
「ユイ〜〜〜！！」
「カフェ入ろうよ。お昼食べたん？」
「いいのいいのいいのいいの！！」
「おおおおおう、なに、で、何があったの？昨日のもったいつけたラインは何よ」
「それがさ…聞いて驚くなよ？」
『先輩、もしよかったらクリスマス…』
ふー、
「いや、驚くよな、これは…」
「なによ、早く言い
「クリスマス、先輩と、会うことになった…」
「……」
「……」
「え、先輩ってどの？」
「ちょっ、わたしが先輩っていったらひとりしかいないじゃん！！」
「・・・・・・・・ミンソク？」
うん
『いいよ』
うん、うん、そうなんだよ…！！！
「えーーーーーーーー！！！！」
周りの学生たちの視線をばっと浴びるけどそんなの気にならん！！！
「ねっ！！！！！すごくない？！！！」
「え、やばいやばいやばいやばい、え、なんで？え、てかなんで？」
ほらそうだよね！えーーー、だよね！？
いつもは割と冷静なタイプの彼女ですらこの反応なんだよ。
それだけすごいことなんだよね、うん！！！！！
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作者名：苺大福
| 作成日時：2016年2月13日 3時
