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「あいつ、だってため口だよね？Aちゃんに。」
「まあ、そうですけど。それは私が敬語じゃなくていいよって言い続けてたからです」
「それでも。すごく気が合うんだろうね」
「いやー、ははは。」
い か ん！
共通の知り合いの話題は最終逃げ道的手段なのに
このままじゃだめよA
なんか、新しい話題！旬でホットなやつ！！！
あ！
「そういえば、びっくりしたんですよ〜。ギョンスってば彼女いるんです！」
だめだーギョンスから抜け出せてないこれー
「え？」
驚いた声を出して先輩がこっちを見た
暗くても、暗いのもあって、いつもと違って、
どきどきするー…
「彼女？あいつに？」
「はい！そうなんです！もーびっくりです。！相手、年上の社会人のお姉さまですよ〜？しかも！超美人！！！」
いや、わたし顔知らない、、知らないけど
「へえ〜。そうなんだー」
お姉さまとか表現盛ってるけど
「俺全然知らなかった。Aちゃんは本人に聞いたの？」
「え、はい」
「ふーん」
……やば、もしかして
おしゃべりな子と思われたかも
「ギョンス、いいやつですし、彼女は幸せだと思います。あはは」
「んー。そうだね。」
口軽いやつって…思われた？
こわいけど、勇気を振り絞って先輩の方に顔を向けると、
先輩も気づいてわたしに顔を向けた
……どきっ
目が……合ってる……
「幸せかもね。」
そう言って、にこって微笑んだ先輩に
心臓止まりかけた
……先輩は、、、？
今なら普通だよね、自然だよね、、
先輩、ねえ、ミンソク先輩は、
好きな人いますか？
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作者名：苺大福
| 作成日時：2016年2月13日 3時
