しうちゃんが好きで好きで、好き。

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「Aがそうやって凹んでるとき、しうちゃんがなんかしてくれるわけ？」



電話してくれたよ、、

忙しいのにさ


言えないけど、もちろんそんなこと


「しうちゃんの声聞くだけで、元気でるもん…」



「はあー。あんたね、愛される喜びを知りなさいな。仕事でミスして落ち込んだ日には、誰かにそばにいてほしくなるでしょ？」



それは、、その通りだけどさ



「まあまあ、いいじゃない。Aが幸せならそれでさ」



「ちょっと、友達ならちゃんと考えてあげなきゃだめよ」



「あんたは休み時間も電車の行き帰りもいつだって携帯携帯。なにしてんのかなって思えば、しうちゃん。わたしはもうね、驚きを通り越して感動してる」



「でもなんかたまに韓国語でやりとりしてるじゃん？」



「あれはなに？本国のファンとの情報交換？」



しうちゃんだよ、それが

「まあ、そんなとこ」



「もうなんだろうね、感動を通り越して呆れてるわよ、A」



「ははははは」



「あんたの恋人は携帯かよ」



……携帯越しのしうちゃんです



「田中さんは、どうなの？」


げ、その話題に飛ぶかー、

「……田中さんが、なによ」


「鈍感ぶってもなんにもなんないわよ。」

う、

「べつにわたし、田中さんに付き合ってとか言われてないし。」




隣の部署のひとつ上の田中さんは、
どうやらわたしに気があるらしい。
どうやら、だけど。



前におっぱになんとなく話したら
Aやるなあって言われてそれ以来その話はしてない。
ちょっとくらい、やきもちとかないんかい

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