盧笙先生と素敵な学校生活を送るはずでした。に！

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俺は元々会社員だった

零「おはようございます」


成績もそこそこ優秀で
Aと二人で暮らすには十分だった


もっと稼げるようになったら一郎たちにもしっかりお金を送ろう


その頃はもう一郎たちは自分たちで過ごしていたので
俺のことは嫌いだろうと思って、せめてお金だけでもと思い入れる予定だった




数日後

会社が潰れた

収入も普通の会社よりは多いだろうし
社員はみんな優秀だった

なぜ潰れたのか。まだ、俺はわからなかった


零「あの、俺はどこに行けば」

俺たち社員の行き場は決まっていた

色々なものを取り扱っている会社らしい

零「よろしくお願いします」

その会社に入ってから給料が爆弾と上がった
何か怪しいと思いながらも
暮らせているならいいだろうと思い
深くは考えなかった


ある日の朝、ニュースに部下の名前が出ていた

零「な…ぜ」

驚いたのは捕まった理由だった

零「詐欺…？」

俺の会社は詐欺会社だったらしい
だから、給料が爆弾と上がったんだな



捕まった部下は俺らの会社の場所を教えなかったらし


言えば少しは刑が軽くなるのに…

そう思ってた


零「あの、会社辞めます」

俺はニュースを見たその日に社長に言った

だが、認められなかった


零「何故ですか」

俺が聞くと社長は答えた

長「君が優秀だからだ」

ありがたい言葉だが
詐欺をして優秀なんじゃダメだと思い
辞めると力強く言った

すると

長「いいのかい？君、子供がいるそうだね。あぁ、娘さん。Aちゃんだっけ？
居場所も突き止めてるんだ。賢い君なら…この意味、分かるよね？」


その時分かったんだ

俺の会社は潰れてなかった潰されたんだ
優秀な人材が欲しいが為に

俺の部下が会社を教えなかったのは脅されていたから
家族を人質に取られていたから





俺も例外ではないらしい






その時自分に誓ったんだ









Aがいなくなるぐらいなら
俺は悪にでもなろう

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