13. ページ13
.
ただそのジュースが好きだっただけかもしれない。でも、突き放してきた田中くんのそんな姿を見たら少し嬉しいと感じてしまう。
『ふふ、』
「え、何に笑ってんの？」
『......あ、いやごめん普通に思い出し笑い』
「無理、怖いわ。」
『はいはい。もう帰ろ』
未だにふざけて軽蔑の目を向けて動こうとしない麻里の手を引っ張って店を出た。
...まだそんなに遅い時間ではないけど、外はもうすっかり夜の暗さに変わってて寒さもキツくなってたから急いでマフラーを付けた
「...うわっ、もうこんな暗いの？」
『冬だしね〜...』
「私はバスだけどA歩きじゃん、大丈夫？」
『大丈夫大丈夫』
.
三笘「...あれ、Aちゃん？」
.
『三笘くん...！』
三笘「やっぱAちゃんだった」
突然名前を呼ばれて振り返るとそれは三笘くんで、優しい笑顔をしてゆっくりと近付いてくる。
普段この時間は部活だろうし、まさかここで会うとは思ってなかったから突然の遭遇に少し鼓動が早くなった
三笘「今帰りだった？」
『うん、ここのカフェ寄ってて...三笘くんは？』
三笘「そこでサポーター買ってた。今日ちょっと練習早く終わったから」
『そうだったんだ...じゃあ私たち「っあ〜！！バス来た！私行くけどA帰り1人だし良かったら送ってあげて！じゃ！」
早口で颯爽と走って行った麻里と、ぽつんと置いてかれちゃった私と三笘くん。
LINEには、すぐ麻里から��GOOD LUCK�瓩箸世瑛茲討拭�
『......クソ...』
三笘「ん？どうした？」
『っいやいやなんでもない！てか本当にさっきのは気にしなくて大丈夫だから！』
三笘「あ、駄目だったかな？」
『え？』
三笘「送るよ」
�爐曚蕁�行こう�瓩犯�笑んで言う三笘くんを断るなんて出来なくて、その後ろをありがとうと呟き付いていった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1268人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「サッカー日本代表」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒョナ(プロフ) - 続きとっても気になります🥲🤍 (2023年1月23日 17時) (
レス) @page16 id: 915f0aebf7 (このIDを非表示/違反報告)
96 - 続きが気になります！更新楽しみにしてます。 (2023年1月7日 16時) (レス) @page16 id: c842adf3dd (このIDを非表示/違反報告)
にし(プロフ) - ぜひ主さんに高校生で三笘くんと純也くんに取り合いされる長編読みたいなあなんて思ってます！ (2022年12月31日 1時) (レス) id: 8798ff9a01 (このIDを非表示/違反報告)
名無し95640号(プロフ) - 素晴らしい作品をありがとうございます！更新待ってます。 (2022年12月27日 20時) (レス) id: 18241f83f0 (このIDを非表示/違反報告)
ナポレオン - この作品本当に大好きです❣️更新楽しみにしています🙏🏻 (2022年12月22日 22時) (レス) @page16 id: 3b48b47be1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ノア | 作成日時：2022年12月6日 18時
